亀仙人
「それでは、MACDじゃな。
読み方は、マック・ディー、或いは、エム・エー・シー・ディーと呼ばれておる。」
E3
「マクド じゃないんだ。一瞬、ビッグマックセットが食べたくなったけど。」
亀仙人
「MACDは、
1979年頃、米国のファンドマネージャーであるジェラルド・アペルによって
開発されたのじゃ。
MACDとは、
「Moving Average Convergence / Divergence Trading Method」の略で、
日本語では、移動平均・収束・拡散手法と言われておる。」
E3
「今回は、なんか難しそうだな。」
亀仙人
「ま、使い方は難しくないから大丈夫じゃ。」
「MACDは、短期の移動平均線と長期の移動平均線の
乖離度合い(どの程度離れているか)を示しておる。
いわば移動平均線のイトコのような存在じゃ。
また、MACDは株価のトレンドと株価が高い位置にいるか安い位置にいるか、
いわゆる、トレンド系指標とオシレータ系指標の両方を
いっしょにに見れるので、一度で二度美味しい指標なんじゃ。
MACDは、
「MACD」 「シグナル」の2つの線と
「OSCI」の棒グラフ
(MACDとシグナルの2本の線がどのくらい離れているのかをであらわしている。)
の3つであらわされている。
見方は、
①【買いサイン】
先行するMACDが遅行するシグナルを下から上に抜いた時(ゴールデンクロス)
②【売りサイン】
先行するMACDが遅行するシグナルを上から下に抜いた時(デッドクロス)
また、MACDの右側には数字があり、
0より下の位置でゴールデンクロスしたときにはより強い買いのサイン、
0より下でデッドクロスしたときは、より強い売りのサインと考えられるのじゃ。
③OSCIの棒グラフが、下に底値圏にあるときは、買いのタイミング
④OSCIの棒グラフが、上に高値圏にあるときは、売りのタイミング
E3
「ふーん、なかなか便利な指標なんだな。
ということで、本日のランチはビッグマックセットかな。」
本日もご覧いただきありがとうございました。