亀仙人
「次の、オシレータ系指標は、RSIじゃな。
「RSI」は、Relative Strength Indexの略じゃ。
日本語では相対力指数といわれる。
RSIはアメリカのテクニカルアナリストの
J.W.ワイルダーによって開発されたのじゃ。
投資家の心理を把握しようとした指標で、
簡単にいうと、ある期間の上げ下げを、
ぜーんぶの値動きの中で上げ幅は何%、下げ幅は何%」かということ。
たとえば、
2週間の日々の上げ幅の合計が70だったとする。
2週間の日々の下げ幅の合計が30だったとする。
70÷(70+30)= 70% ということじゃ。
「見方は、これも簡単で、
① 70%以上は買われ過ぎ、30%以下は売られ過ぎ と見る。
また、プロっぽい見方として
② 「逆行現象」または、「ダイバージェンス」というものがあるのじゃ。
これは、株価とRSIが反対方向に動く現象があり、
株価反転のサインとして有効とされておる。
たとえば、株価は順調に上がっているのに
RSIは下がりだしているような時じゃ。」
E3
「なるへそ、RSIは、株価に対して先行性があるのね。ふむふむ。」
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