自分は一つ年下の弟がいる姉なんですが、
飲み会なんかで兄弟当てをすると必ず『お姉ちゃんでしょ』と言われるほど
姉っぷりが板に付いているようです。
『単に仕切り屋のいばりんぼなだけかもしんまいね(・ω・)』
『なんか言った?(-゙-)』
確かに弟はよくいじめられてたし泣き虫だった。
だから姉ちゃんは身体は小さかったけどケンカは強かったですよ(笑)
しかし最近思うのは
あたしのこの性格、きっと弟の影響だけじゃないよな、ということ。
土曜日の夜、実母から電話があった
『なによ、どうしたの?』←声で何かあったと解る
『いや、実はさぁ……』
聞けば話はこんなだった。
母方の祖父の家のネコが、高いところに上がってしまって降りられなくなり
すでに今日で4日がたっているということ。
父が板に乗せてご飯をネコの側まで掲げたのでご飯は食べたんだけど
場所が崖になってて人間には相当足場の悪いところで、だけど祖父が心配して見に行ってしまうこと。
ネコも心配だけどおじいちゃんのことも心配だ、と言うこと。
明日もまた両親揃って様子を見に行くと言うこと。
つまり何が言いたいかって言うと、明日お母さん達も見に行くけど、今日どうしようもなかったから
明日はあたし達にも来てほしい、と、そんなことな訳で。
『タコーの手が居るの?』
『来て貰えると助かるなぁ』
母はあまりハッキリとお願いをしない人なんですよ
遠慮がたってしまうようで、『○○してくれるとうれしいなぁ』『○○してくれると助かるなぁ』と
結構真面目に困ってる時でさえこんな頼み方で。
自然と何が言いたいのか解ってしまうから、どうしてもあたしが決定をする形に。
そしてあたしにもどうしようもないことでも、なぜかあたしに相談する母(笑)
『解ったよ、明日の朝早めにタコーつれておじいちゃんちに行くから』
『ありがとう、ゴメンね、タコー君にもヨロシク伝えてね?』
『あいあい、じゃね』
イヤでもしっかりするわよね、と、電話を切りながら思ったのでした。
ま、実母(あたしにとってはばーちゃん)を思いの外早くに亡くしてしまった母には、
あたしの存在程度で支えになってるなら願ったり叶ったりですけどね。
ちなみにネコは翌朝自力で降りてきました。
まったく、人騒がせなんだから。