お見送りまでにしたこと | 着床障害・死産を乗り越え3人の母になりました!高齢うさぎと同居中♪

着床障害・死産を乗り越え3人の母になりました!高齢うさぎと同居中♪

主に不妊治療とその後の妊娠経過について書いていました。3人の母でありますが、1人は天使です。辛いこと沢山ありました。治療を終えた今は愛うさぎのことなど綴っています◡̈❁

心拍停止を知った直後は、お腹の中の赤ちゃんが亡くなっているなんてことは信じたくなくて、信じられなくて…
すぐには最後をどう過ごしたいか、お見送りのこととかとても考えられなかったです。


でも、死産経験したブロ友さん達がコメントやメッセージを下さって、受け止めきれないながらも、残された時間、最後に赤ちゃんと自分のためにできること、したいことは何か考えることができました。


幸いにも?
私は心拍停止を知った日から、分娩のための入院まで1週間という期間がありました。
アスピリンを内服していて出血のリスクが高いため、すぐに分娩ができなかっんです。
その1週間とても辛かったけど、振り返ると本当に本当に貴重な時間でした。


この貴重な時間と、死産経験者の方々のコメントやメッセージ・その方々のお見送りの記録(ブログ)などを参考にさせていただいたおかけで、私はやりたいことをやって、悔いのないお別れができたかなと思っています。
ありがとうございました。


一昨日参加した、ポコズカフェでいただいたポコズママの会の冊子にも亡くなった赤ちゃんとのお見送りの仕方などが書いてありました。


私も自分のしたことを記録に残しておきたいと思います。





《入院までの1週間の間にしたこと》

★お腹の赤ちゃんとの思い出づくり
毎年家族みんなで写真を撮ってる場所があるので、その場所へお出かけして家族写真を撮りました。
あとは思い出の公園に長男とお腹の中の次男とお出かけしました。夫は仕事で行けませんでした…
 

★おくるみの作製
次男が亡くなったのは13〜14w頃。
まだまだ小さくて手のひらサイズでした。(身長9cmでした)
洋服は着せられないので、代わりに次男を包んであげられるおくるみを作りました。
大きさは確か約23×23cmで作ったんですけど、だいぶ大きかった…。
長男が生まれる時にも同じ生地でおくるみを作ったんです。
まわりのポンポンは長男のには付いてないけど
長男と次男お揃いに♡


★棺の準備
棺は、この週数だと木製よりも紙製の方がよいと火葬場の方にアドバイスをいただいたので、夫が手作りしました。
箱だけ写した写真がありませんでした

箱は本当は長方形のものがよかったんですけど、ちょうどいい大きさのものが見つからなくて、正方形になってしまいました
無地の箱にラッピング用紙をはり可愛く仕上げました。


★棺にいれるものの準備
夫が金メダル作ってあげたいって、折り紙で作ったり、あとは鶴を折ったりしました。






《産まれた時にしたこと》

★へその緒
助産師さんからの提案で、へその緒をもらいました。

★手形・足形
週数が週数なだけにとってもとっても小さな手足で…皮膚がまだまだ出来上がっていない+亡くなってから産んであげられるまでに時間を要したため浮腫みもあって、手形・足形を取るのはできませんでした。
でも、どうしても実際の大きさ・形を残したくて、産まれて3-4時間経った頃に実寸大での手足のスケッチをしました。時間の経過と共にどんどん水分が抜けていってしまい、手足もさらにどんどん小さくなってしまうので…早めに描いておいてよかったです。
長男の誕生記念に、刺繍作家さんに作っていただいた足形メモリアルがあるのですが、後日次男のもスケッチした手形・足形を元に作製してもらいました。
左のは長男ので、右が次男:輪くんの。
長男のは両方とも足。
輪くんのは左が手で右が足なんです。
長男と比べるとかなり小さかったのがわかると思いますが…でもきちんと指もそれぞれ5本あって小さいながらも立派な手足をしていました。

2人並べて居間に飾っています。


★お誕生ケーキでお祝い
悲しい出産ではあったし、お誕生の日は命日でもあるので複雑ではありますが…
私たちの元に来てくれて、悲しい形でも産まれて来てくれたことに感謝したくて。
出産した後、夫がケーキを買いに行ってくれて病室でお祝いしました。


★家族写真
産まれてきてくれた輪くんの写真をたくさん撮りましたが、家族4人のも撮りたかったので撮りました。
ちなみに、輪くんの写真は生まれた当日の写真しか撮りませんでした。
翌日には水分が抜けてきてて、時間の経過とともにシワシワな感じに変わっていってしまって…その姿は辛くて写真に収めることはできませんでした。
産まれたその日にたくさん写真撮っておいて本当によかったです。


★母子手帳の記入
これは助産師さんの提案で、記録をしてくれました。産んだ証になって、うれしかったです。

↓それと、このプレートも立ち会った助産師さんが作ってくれたんですけど、これすごく嬉しかったです。
デコレーションがすごくかわいい♡




《産まれた後〜空へお見送りする日までにしたこと》


★命名式
命名書を書きました。


★お手紙
私と夫とそれぞれ、輪くんにお手紙を書きました。それを折り鶴にして棺にいれました。


★Lapiちゃんとの対面
我が家のアイドル:うさぎのLapiにも輪くんを合わせました。
まだまだ元気でいてほしいけど、いつかはLapiちゃんにもお空に帰る時がきます。
その時にLapiちゃんと輪くんも会えるようにと思って。
つい最近のLapiちゃん。私のペディキュアが気になって、匂い付けしてました


★一緒に寝る
最後の夜は家族みんなで一緒に寝ました。




あとは輪くんをなでてあげたり、おでこにキスもしました。

長男と一緒に本を読んであげたり、歌を歌ってあげたりもしました。




このくらいですが、
あの時の私にできること、したいことは
できたかなって思っています。





ただ一つ、後悔があって…

妊娠がわかってから、輪くんがお腹の中で生きてくれている間、あまり話しかけてあげられてなかったんです。

やっぱりどこかで途中でダメになってしまうんじゃないかって思いがあって…
怖くて、あまり話しかけられなかった自分がいました。
長男を妊娠した時よりも、お腹に向かって話しかけてあげられなかったんです…。

もっと、生きてくれている時に、話しかけてあげたらよかったなって…

亡くなってからたくさん話しかけても、遅かったなって…


それだけが後悔です…。