質問の回答

 

 

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質問

 

 

 

こちらの記事を拝見し、ご連絡いたしました。記事の方にも直接コメントしてしまったのですが、アメブロの利用に不慣れなため操作を誤ったかと思いこちらでもご連絡することにいたしました。

こちらの記事の4つの教材について、具体的な使用法を教えていただきたく存じます。同時並行で使用したのか、レベル順に進めたか等です。

私は国立大学の大学院生ですが、英語文献を読むのに苦労しており、基礎から学び直そうと考えています。また、IELTSの受験に向けても基礎的な英語力を向上させようと学習しています。

こちらのブログは、2つの教材を購入した後に具体的な使用法が知りたいと思い教材名(4技能ハイパートレーニング、L&Rレベル別問題集)で検索をかけていたところ発見しました。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

回答

 

 

 

『質問への回答 ~共通テスト英語の具体的な学習の仕方~』で説明した内容は割愛させていただきます。

 

・英語文献を読むのに苦労している

 

・IELTS対策

 

の2点に関して回答します。

 

 

英語文献を読むのに苦労している

 

Ans.苦労するのは普通の事

 

ですから、何も気にする必要はありません。

 

英語スキルの前に

 

理系または文系の論文をどちらを読むのかによっても『難しい』の話が変わってきます。

 

理系の場合、文章の書き方はクセのない書き方をしています。

 

しかし、その分野の専門的な内容や用語が多くある為、その前提知識が足りないと内容を理解するのに苦労することもあるでしょう。

 

大学で薦められる本を読むなり知識を増やしていきましょう。

 

文系の論文は、導入部分を読めば、趣旨がわかります。

 

本文の書き方はクセがあったりするため、適時そのトピックを押さえつつ読みましょう。

 

理系も文系の論文も「1回で理解するのは不可能に近い」ので、<何度も読みながら理解を深めていく>という事が理想です。

 

時には、辞書や専門書等を用いながら読まなければ分からないものもあると思いますが、気にしないことです。

 

 

IELTS対策は?

Ans.公式問題集をしましょう

 

IELTSだけでなく、TOEICなどもそうですが、検定試験の勉強をしようとするとまず単語帳から…という人もいると思います。

 

そうではなくまずは公式問題集を買って学習します。

 

 

 

 

 

 

STEP.1時間無制限で解いてみる

 

時間無制限で解いてみましょう。

 

その後解説を熟読します

 

1.単語が分からない

 

2.文法が分からない

 

3.1.2両方

 

1~3のどれに当てはまるのかを考えます。

 

もし、解説を読めば問題は解けるのであれば、演習を積む、英語に触れる機会を増やすことで点数は上がっていきます。

 

先ずは、公式問題集を解いてみて「自分が今すべき学習は何か」を知るところから始めてみましょう。

 

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質問

 

 
 

コメント失礼いたします。
全く同じ参考書を購入したので、使用法を詳しくお聞きしたいです。(英語4技能の③をやってから英語L&Rをやった、とか、同時に進めた、とか…)

一か月で終わらせたとのことですので、結構なスピード感だったのではないかと想像します。ぜひ具体的な進め方を教えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

回答

 

 

 

 

『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』の質問です。

 

この時の状況は、『英文法・語法ベスト400(学研)』『エバーグリーン(いいずな書店)』 といった基礎的な文法学習を終えた後に使用しました。

 

そして、この教材を使用する目的をお話ししますと

 

 

 情報処理の向上(テクニックに頼らない、文章を真正面から読む)

 

 活字に慣れる(文章を読む疲労するための時間を伸ばす)

 

 脳への負荷を強くする(集中できない状況でも誤読率を減らす)

 

が主になります。

 

 

決して英語力を上げる訳の学習ではない

 

という事を心に留めておいてください。

 

あくまでも「情報処理能力の向上」を目的とした学習となります。

 

 

学習方法

 

 

STEP.11日30分×3セットの学習を

 

『英語4技能 ハイパートレーニング 長文読解(旺文社)』はリーディングのみ

 

『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』はリーディングとリスニングの演習が出来ます。

 

 

朝起きて『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』のリスニング演習

 

朝、まだ頭がハッキリしていない状態でリスニング演習をすることで、<万全な状態でなくてもリスニングを聞き逃すミスを無くす>ことを意識します。

 

 

 

演習法は『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』に書いてある通りしましょう。

 

 

 中学校の時から英語が苦手だった

 

 公立高校入試では英語の点数が8割を切っていた

 

 

 高校の授業で既に躓いている

 

といった人は<レベル1→レベル2>と順に学習してみましょう。

 

 

 

英文も短く、問題も易しいので取り組みやすいので挫折しにくい。

 

英文和訳も付いていますが、『未知単語は辞書で調べる』ことです

 

扱いやすい英語辞書は『ジーニアス英和辞典』

 

 

 

既に英語辞書を持っている人は購入する必要はありませんが、基礎が出来ていない人は『紙辞書で調べる』こと。

 

少し話がそれますが、

 

辞書の調べ方を下に示します。

 

 

辞書の使い方

 

 

1.未知単語を調べる

2.意味だけで終わらず、その単語が説明されている部分を例文まで全て熟読する

3.辞書はあくまでも読み物、「その場で全てサッと読む」

4.マーカーなど引かない

5.できれば開いたページを全て読むと更に良い(ついでを意識)

 

 

STEP.2昼、夜はリーディング

 

『英語4技能ハイパートレーニング(旺文社)』でも『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』でもどちらでも構いせん。

 

ただ、<ステップ1と同じレベル帯の長文を学習する>こと

 

学習方法は『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』の通りにしてください。

 

学習する順は同レベル帯のものから次のレベル帯へ…と学習していくだけ。

 

例:英語技能ハイパートレーニングレベル2→英語L&Rレベル別問題集レベル2→英語技能ハイパートレーニングレベル3→…

 

時間がある人は何度も英文を読み直しながら未知単語や基本的な英文法事項を思い出すだけです。

 

『英語技能ハイパートレーニング』は20題ありますが、学習に慣れてくると30分で2題を学習することが出来るようになります。

 

1週間で1冊~2冊で終わることが出来ます。

 

 

何度も解きなおすべき?

 

 『英語技能ハイパートレーニング』『英語L&Rレベル別』はそこまでテーマ性が高い長文でもなく、問題もどのレベルの問題集も比較的易しく作られている(情報を拾い上げるだけの問題)ので必要はありません。

 

単語を覚える(単語のフレーズの使い方を知る)ためにやり直すために期間を空けて読み直していけばいいでしょう。

 

また、リスニングに関しては、期間を空けて問題を解きなおしてください。

 

どのレベルまで仕上げたらいい?

 

 『実証済!共通テスト9割を目指せる教材』の記事をあげたときは4年前。

 

その時点で、発売しているのがレベル3と4まででした。

 

どの点数までを目指したいかによりますが、満点に近い点数を目指したい、余裕もって共通テストを迎えたいという人はレベル5や6まで行えばいいでしょう。

 

 

 

 

ですが、他の科目との学習状況や時期を考えて「どのレベルまでするのか」を決めましょう。

 

共通テスト対策問題集や過去問に入りましょう。

 

 まとめ

 

同レベル帯の問題集を仕上げてから順にレベルを上げていく

・1日30分×3セット(起きてすぐ、昼食後、就寝前)が最低ライン学習する

・未知単語は紙辞書で調べる

・基礎的な文法学習をしてから学習に入る

・復習は期間を空けて読み直す程度、リスニングは解きなおす

・満点近くまで目指すならレベル6まで。ただし、学習状況等を見て判断する

 

 

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  大学入学共通テスト実戦問題集 (駿台文庫)

 

駿台文庫は大学入学共通テストの過去問題集を絶版し2023年度版から実戦問題集に共通テストの過去問題を掲載するようになりました。

 

共通テストの過去問題は大手予備校の中では最も少ない掲載です。

 

完全オリジナルの易しめの問題が収録されています。

 

「地学」の出版はありません。

 

2025年から実施される「情報Ⅰ」は発売されていないので注意が必要です。

 

総合85%を目指すような人が共通テストで確実に取れる科目を増やしたいときに重宝します。

 

ただし、数学・化学・生物・社会科目・英語リーディング・英語リスニングに絞って使う方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/04

2021/06

2022/07

2022/12

2023/07

2024/06 改訂

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予想問題集青本(駿台)はこちら

 

予想問題集黒本(河合塾)はこちら

 

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  実戦攻略 大学入学共通テスト問題集 (実教出版)

 

教科書会社から出版されている大学入学共通テスト問題集

 

理系科目はありません。

 

しかし、2025年度から実施される『情報Ⅰ』を演習できるという点においてはとても貴重です。

 

予備校のものと違い解説はやや単調ですが、問題の難易度が安定しており実力チェックテストとして最も優れています。

 

歴史科目は特によく出来ているので、文系で社会科目を高得点取りたい人には薦めたい問題集です。

 

 

 

 

 

 

 

次回「予想問題パック

 

2020/04

2021/06

2022/12

2023/07

2024/06

 

各種、共通テスト物理過去問題集の特徴

 

過去問問題集を出していた主なところは、教学社、河合塾、駿台でした。

 

しかし、近年駿台は過去問問題集を出版するのをやめたため、2社しか存在せずさらに選択肢がなくなったかと思います。

 

そこでこの2社の各科目の問題集の特徴をまとめて見ました。

 

参考にどうぞ。

  共通テスト過去問研究 (教学社)

 

 

 

 

 

 

 主な特徴

 

・2025年度からセンター試験過去問排除

・創作問題が2025年度から掲載

・試行調査問題が唯一掲載

 

2024年度までの赤本に掲載されていたセンター試験問題が2025年度から掲載をやめたようです。

 

その代わり、創作問題が掲載されました。

 

共通テストの過去問題は本試験4年分、追試験は2年分ですので「タイトル通り過去問研究か?」というと少し厳しいかと思います。

 

どうしても理科や社会の科目は十分な学習が出来ず終わるケースが多いようです。

 

特に物理は予備校等に通っていないと独学では難しい科目でもあります。

 

既に物理で躓いている人は、代々木ゼミナールの為近先生の講座(サテライン(映像)も有る)を受けておくといいでしょう。

 

解説は力学に関しては赤本も黒本もそこまで変わりはありませんが、それ以外の分野(特に電磁気)は黒本の方が丁寧なつくり。

 

 

  大学入学共通テスト過去問レビュー(河合塾)

 

 

 

 

 主な特徴

 

・センター試験の過去問題が唯一掲載

・全統マーク模試同等の創作問題

 

赤本と比べ電磁気や波動分野の解説がとても丁寧ですが、それ以外の差は殆どありません。

 

本屋さんでパラパラと解説を読み比べて好みのものを使うといいでしょう。

 

特徴は、センター試験の問題が唯一掲載されており創作問題はマーク模試と同等の問題です。

 

「過去問研究」としては黒本の方がいいと思いますが、殆どの現役生にとってはセンター試験まで手を付けることが出来るかどうかと言われると共通テストの過去問題だけで終わるのではないでしょうか。

 

年度によっては現行の課程とは違いますし、塾予備校や指導者を利用していない人にとってはセンター試験問題は不要だと思います。

 

気を付けてほしいのは、創作問題は「マーク模試対策であって共通テスト対策とは言えない」ということ。

 

「オリジナル問題は予想問題である」という認識は捨てましょう。

 

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  共通テスト 過去問レビュー

 

 

河合塾から出されている黒本。

 

センター試験問題が掲載されている唯一の過去問題集。

 

解説は赤本とそこまで違いはありませんが、地理、生物の解説が特に丁寧に書かれているので独学しやすい作り。

 

国語の現代文の解説は癖があるため好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

オリジナル問題は河合塾のマーク模試のような作りですが、「予想問題ではない」という事に注意してください。

 

全ての年度を学習すると負担が大きい。

 

理系科目は苦手な単元だけを学習するなど工夫して使うようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「青本(駿台)

 

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2022/12

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2024/06

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各種、共通テスト国語過去問題集の特徴

 

過去問問題集を出していた主なところは、教学社、河合塾、駿台でした。

 

しかし、近年駿台は過去問問題集を出版するのをやめたため、2社しか存在せずさらに選択肢がなくなったかと思います。

 

そこでこの2社の各科目の問題集の特徴をまとめて見ました。

 

参考にどうぞ。

  共通テスト過去問研究 (教学社)

 

 

 

 

 

 主な特徴

 

・2025年度からセンター試験過去問排除

・創作問題が2025年度から掲載

・試行調査問題が唯一掲載

 

2024年度までの赤本に掲載されていたセンター試験問題が2025年度から掲載をやめたようです。

 

その代わり、創作問題が掲載されました。

 

共通テストの過去問題は本試験4年分、追試験は2年分ですので「過去問研究か?」というと少し厳しいかと思います。

 

現代文の解説は黒本よりも丁寧であるため、第一問から第二問の点数が安定して取れない人は赤本の方を薦めます。

 

 

  大学入学共通テスト過去問レビュー(河合塾)

 

 

 

 主な特徴

 

・センター試験の過去問題が唯一掲載

・全統マーク模試同等の創作問題

 

 

特徴は、センター試験の問題が唯一掲載されており創作問題はマーク模試と同等の問題です。

 

「過去問研究」としては黒本の方がいいと思いますが、殆どの現役生にとってはセンター試験まで手を付けることが出来るかどうかと言われると共通テストの過去問題だけで終わるのではないでしょうか。

 

年度によっては現行の課程とは違いますし、塾予備校や指導者を利用していない人にとってはセンター試験問題は不要だと思います。

 

気を付けてほしいのは、創作問題は「マーク模試対策であって共通テスト対策とは言えない」ということ。

 

「オリジナル問題は予想問題である」という認識は捨てましょう。

 

黒本は現代文の解説に癖がありますが、古典分野(第三問、第四問)がとても丁寧な解説。

 

古典分野(特に古文)に自信がない人は黒本を勧めます。

 

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各種、情報Ⅰ対策本の特徴

 

 2025年度から実施される『情報Ⅰ』

 

ここぞとばかりに各出版社がこぞって情報Ⅰの参考書を出版していますが、共通テスト範囲外のものも多くあります。

 

そこで各参考書の特徴をまとめてみましたので参考にしてください。

 

まだ、出版されていないのものは後日書き記そうと思います。

 

★1つ…あまりお勧めできない

★★2つ…基本的にお勧めではない

★★★3つ…選択肢の1つとして優れている教材

★★★★4つ…出来れば候補として学習してほしい教材

★★★★★5つ…必須とも言える学習教材

 

  高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本・問題集 (かんき出版)★★
 

 

 教科書の助長的な説明が省かれており、内容が簡潔に纏められている本。

 

 そのため広範囲の学習は出来ません。

 

本にも、「教科書の併用」を推奨しているため、「これ1冊で大学入学共通テスト対策になるわけではない」という事に注意しましょう。

 

 問題集は『高校の情報Ⅰが1冊でしっかり分かる本』の内容の確認程度のものであるため難易度はかなりの易しめ

 

完全初学者や学校の予習そして復習等に適しており、大学入学共通テスト対策とは言えないため★2

 

大学入学共通テスト対策とせず日常学習として使うなら★3

 

高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本

 

高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集

 

  高校情報Ⅰをひとつひとつわかりやすく・よくわかる高校情報Ⅰ問題集(学研) ★★

 

 こちらも大学入学共通テスト対策ではなく、日常学習向けの参考書と問題集

 

ひとつひとつわかりやすくシリーズは細かく学ぶ内容を区切って学習するため、どこで躓いているのか把握しやすい作りになっています

 

 逆を言えば、細かく分けすぎているため全体像を把握しにくいという難点も

 

 定期考査や学校の授業のサポートとして扱うのはいいのですが、大学入学共通テスト対策とは言えません。

 

初学者なら『しっかりわかる本』の方を薦めます。

 

高校情報Ⅰをひとつひとつわかりやすく。 (高校ひとつひとつわかりやすく)

 

よくわかる高校情報I問題集 (マイベスト問題集)

 

 

  情報Ⅰ大学入学共通テスト対策会話型テキストと動画でよくわかる(インプレス)★★★

 

 検定教科書13冊を軸にして基礎から学べる参考書問題集

 

 

初めて学ぶ本の中で最も広範囲まで押さえている本

 

 共通テストの公開された問題も丁寧に解説されています

 

ページ数は圧倒的に多いのですが、その分リターンも大きいです

 

 会話調で書かれているため一つ一つの疑問を丁寧に解説

 

 映像授業も付いていますが単調のため倍速で見ても飽きてしまう可能性はあります

 

志望大学の情報の配点比重そして他教科との学習状況を見てこの本を手に取るかどうか考えてください

 

  

(動画・音声・アプリ付)情報Ⅰ 大学入学共通テスト対策 会話型テキストと動画でよくわかる

 

  マーク式基礎問題集情報Ⅰ・情報Ⅰ重要キーワード736(河合塾)★

 

 大学入学共通テスト範囲外のものが多い

 

マーク式基礎問題集 情報I (河合塾SERIES)

 

高等学校 情報I 重要キーワード736 (河合塾SERIES)

 

 

  共通テスト新課程攻略問題集 ★

 

 文部科学省が公開したサンプル・試作問題そして他大学の情報の問題が掲載

 

 大学共通テスト対策とは言えません

 

共通テスト新課程攻略問題集 情報Ⅰ (共通テスト赤本プラス)

 

  やさしくわかる岡嶋裕史の情報Ⅰ教室(技術評論社)★★★★

 完全初学者向け

 

現存している情報Ⅰの参考書の中でも最も優れています

 

定期考査から大学入学共通テストまで幅広く対応しており無駄のない要点を押さえた説明は苦手意識のある受験生にとってとても役立つ本です

 

各章末に共通テストの試作問題が掲載されており定着度合がわかります

 

読み物としても楽しく感じられる砕けた文章なので短期間で一通り読み通せる作りです

 

やさしくわかる岡嶋裕史の情報Ⅰ教室

 

 

  学校で習っていなくても読んで理解できる ゼロから始める情報Ⅰ(KADOKAWA) ★★
 

 

 分かったつもりになりやすい本

 

文章の説明の難易度が安定しておらず、章によって独学で理解するのは難しい

 

雑学的な要素(教科書には載っている内容)も多いため、教科書を持っていない人には、情報Ⅰがどのようなものかという大枠を知ることはできます

 

『情報Ⅰ教室』を初学者には薦めます

 

学校で習っていなくても読んで理解できる 藤原進之介の ゼロから始める情報I

 

 

 

  講義形式で学ぶ「情報Ⅰ」大学入学共通テスト問題集(大修館書店)★★★

 

三段階に分けて問題が構成されており、大学入試センターから発表された試作問題・サンプル問題を丁寧に解説されています

 

全ての問題に解説動画がついているので独学でもついていけるような作り

 

『情報Ⅰ教室』で学習した後、この問題集を用いると効果が高いでしょう

講義形式で学ぶ「情報Ⅰ」大学入学共通テスト問題集

 

 

 

 

 

 

次回「予想問題パック

 

2024/06

「共通テスト問題研究」:有名な赤本。2024年度版まではセンター試験問題が掲載されていましたが2025年度から共通テストのみの掲載となりました。

 

試行調査、数学では2025年度から実施される新課程試作問題など河合塾の黒本にはないものが多くあります。

 

解説は黒本も赤本もほぼ変わりはありません。

 

ただ、国語の現代文・数学・理科系科目は赤本の方が作りが丁寧であり塾予備校を利用していない人には使用しやすいです。

 

ただ、物量が多いためすべての年度を演習するかどうかは科目の学習状況を見て判断しましょう。

 

過去問題を大量に説くだけでは実力はつかないので、注意してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/5

2021/6改訂

2022/4改訂

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2023/7

2024/06改訂

す 

各種、共通テスト英語過去問題集の特徴

 

過去問問題集を出していた主なところは、教学社、河合塾、駿台でした。

 

しかし、近年駿台は過去問問題集を出版するのをやめたため、2社しか存在せずさらに選択肢がなくなったかと思います。

 

そこでこの2社の各科目の問題集の特徴をまとめて見ました。

 

参考にどうぞ。

  共通テスト過去問研究 (教学社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 主な特徴

 

・2025年度からセンター試験過去問排除

・創作問題が2025年度から掲載

・試行調査問題が唯一掲載

 

2024年度までの赤本に掲載されていたセンター試験問題が2025年度から掲載をやめたようです。

 

その代わり、創作問題が掲載されました。

 

共通テストの過去問題は本試験4年分、追試験は2年分ですので「過去問研究か?」というと少し厳しいかと思います。


英語に関しては解説が少しばかり単調である為、「長文をどのように解けばいいのか」がまだ掴めてない人にとっては使いにくいかもしれません。


共通テストを「解法のフレーム」に落としこむような参考書が散見されるのですが、テクニック(裏技的な)解法は点数が安定する事はありません。


「単語覚え置けば何とかなる」 といった考え方も捨てるようにしましょう。


高得点を取るカギは「真正面から取り組む」ことです。

 

  大学入学共通テスト過去問レビュー(河合塾)

 

 

 

 主な特徴

 

・センター試験の過去問題が唯一掲載

・全統マーク模試同等の創作問題

 

 

特徴は、センター試験の問題が唯一掲載されており創作問題はマーク模試と同等の問題です。

 

「過去問研究」としては黒本の方がいいと思いますが、殆どの現役生にとってはセンター試験まで手を付けることが出来るかどうかと言われると共通テストの過去問題だけで終わるのではないでしょうか。

 

年度によっては現行の課程とは違いますし、塾予備校や指導者を利用していない人にとってはセンター試験問題は不要だと思います。

 

気を付けてほしいのは、創作問題は「マーク模試対策であって共通テスト対策とは言えない」ということ。

 

「オリジナル問題は予想問題である」という認識は捨てましょう。

 

英語に関しては黒本の方が解説が丁寧ですが、殆ど好みによるでしょう。

 

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