質問への回答
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質問
コメント失礼いたします。
全く同じ参考書を購入したので、使用法を詳しくお聞きしたいです。(英語4技能の③をやってから英語L&Rをやった、とか、同時に進めた、とか…)
一か月で終わらせたとのことですので、結構なスピード感だったのではないかと想像します。ぜひ具体的な進め方を教えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
回答
『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』の質問です。
この時の状況は、『英文法・語法ベスト400(学研)』、『エバーグリーン(いいずな書店)』 といった基礎的な文法学習を終えた後に使用しました。
そして、この教材を使用する目的をお話ししますと
情報処理の向上(テクニックに頼らない、文章を真正面から読む)
活字に慣れる(文章を読む疲労するための時間を伸ばす)
脳への負荷を強くする(集中できない状況でも誤読率を減らす)
が主になります。
決して英語力を上げる訳の学習ではない
という事を心に留めておいてください。
あくまでも「情報処理能力の向上」を目的とした学習となります。
学習方法
STEP.11日30分×3セットの学習を
『英語4技能 ハイパートレーニング 長文読解(旺文社)』はリーディングのみ
『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』はリーディングとリスニングの演習が出来ます。
朝起きて『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』のリスニング演習
朝、まだ頭がハッキリしていない状態でリスニング演習をすることで、<万全な状態でなくてもリスニングを聞き逃すミスを無くす>ことを意識します。
演習法は『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』に書いてある通りしましょう。
中学校の時から英語が苦手だった
公立高校入試では英語の点数が8割を切っていた
高校の授業で既に躓いている
といった人は<レベル1→レベル2>と順に学習してみましょう。
英文も短く、問題も易しいので取り組みやすいので挫折しにくい。
英文和訳も付いていますが、『未知単語は辞書で調べる』ことです
扱いやすい英語辞書は『ジーニアス英和辞典』
既に英語辞書を持っている人は購入する必要はありませんが、基礎が出来ていない人は『紙辞書で調べる』こと。
少し話がそれますが、
辞書の調べ方を下に示します。
辞書の使い方
1.未知単語を調べる
2.意味だけで終わらず、その単語が説明されている部分を例文まで全て熟読する
3.辞書はあくまでも読み物、「その場で全てサッと読む」
4.マーカーなど引かない
5.できれば開いたページを全て読むと更に良い(ついでを意識)
STEP.2昼、夜はリーディング
『英語4技能ハイパートレーニング(旺文社)』でも『英語L&Rレベル別問題集(ナガセ)』でもどちらでも構いせん。
ただ、<ステップ1と同じレベル帯の長文を学習する>こと
学習方法は『実証済!共通テスト9割を目指せる教材!~英語編~』の通りにしてください。
学習する順は同レベル帯のものから次のレベル帯へ…と学習していくだけ。
例:英語技能ハイパートレーニングレベル2→英語L&Rレベル別問題集レベル2→英語技能ハイパートレーニングレベル3→…
時間がある人は何度も英文を読み直しながら未知単語や基本的な英文法事項を思い出すだけです。
『英語技能ハイパートレーニング』は20題ありますが、学習に慣れてくると30分で2題を学習することが出来るようになります。
1週間で1冊~2冊で終わることが出来ます。
何度も解きなおすべき?
『英語技能ハイパートレーニング』『英語L&Rレベル別』はそこまでテーマ性が高い長文でもなく、問題もどのレベルの問題集も比較的易しく作られている(情報を拾い上げるだけの問題)ので必要はありません。
単語を覚える(単語のフレーズの使い方を知る)ためにやり直すために期間を空けて読み直していけばいいでしょう。
また、リスニングに関しては、期間を空けて問題を解きなおしてください。
どのレベルまで仕上げたらいい?
『実証済!共通テスト9割を目指せる教材』の記事をあげたときは4年前。
その時点で、発売しているのがレベル3と4まででした。
どの点数までを目指したいかによりますが、満点に近い点数を目指したい、余裕もって共通テストを迎えたいという人はレベル5や6まで行えばいいでしょう。
ですが、他の科目との学習状況や時期を考えて「どのレベルまでするのか」を決めましょう。
共通テスト対策問題集や過去問に入りましょう。
まとめ
・同レベル帯の問題集を仕上げてから順にレベルを上げていく
・1日30分×3セット(起きてすぐ、昼食後、就寝前)が最低ライン学習する
・未知単語は紙辞書で調べる
・基礎的な文法学習をしてから学習に入る
・復習は期間を空けて読み直す程度、リスニングは解きなおす
・満点近くまで目指すならレベル6まで。ただし、学習状況等を見て判断する
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