親はナイチャー子供はウチナンチュ -478ページ目

妊娠9週・10週

妊娠が分かると直ぐにつわりが始まりました。
まず、空腹時が最高に気持ち悪くなる[食べづわり]があり
続いて、洗剤やシャンプーやボディーソープなどの特定な匂いで気持ち悪くなる[匂いづわり]
とにかく嘔吐を繰り返す[吐きづわり]
のトリプル攻撃で、それを理由に家事を一切しなくなった私に文句のひとつも言わない旦那さん。

仕事から帰って来たら洗濯機を回し、ベランダに干してくれる。
食器がそのままだったら洗ってくれる。
コーラルとリリーのトイレを綺麗にしてくれる。
夕飯も作れず1日中横になっている私の分の夕飯も買って来て、食べられる?と優しく聞いてくれる。

こんなに甘えている自分が情けなくて、涙が出ることもありました。
この頃、特に感情のコントロールが難しくなっていたと思います[みんな:01]

妊娠前から頭痛持ちで、そのままにしているとひどい時は吐き気を伴うことがある程。
9週・10週は頭痛が頻繁に起こるようになり、1日では痛みは治まらず翌日まで続くことが多かったです。
アイスノン枕を愛用し始めるようになりました。

この頃[匂いづわり]もひどくて、ハンドソープやボディーソープ、洗濯洗剤や食器洗い洗剤のCMを見るだけで吐き気。
いつ吐いてもいいように、常にビニール袋は顔の横に置いていました。

次第に食べたいと思うものが思いつかなくなり、食べても全く美味しいとも思わない。
こんな感じの2週間を過ごしました。

そんな中、10週6日の健診でベビちゃんズのエコーに映った姿がキューピーちゃんの様になっていたのがとても可愛かったです[みんな:02]
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義理の両親にとって初孫になるし、何より義理母は今は退職しましたが元看護師だったので、分からないことや不安に思うことはちょこちょこメールで聞くようにしていました!

頼りにしているのも嬉しい様で、メールをする度に『連絡ありがとう[みんな:03]』と文章の前に送ってくれます[みんな:04]

しかし、この2週間をはるかに超えるつわりがこの後やってくるとは思っていませんでした。

妊娠8週(3ヶ月)

11月12日に不妊専門クリニックを卒業しました[みんな:01]
そちらの看護師さんに、母子健康手帳をなるべく早く貰いに行くように言われたのでそのことを旦那さんに話すと、明日休みということなので一緒に行ってもらうことになりました。

出産することになる病院へも早めに受診するように言われたので、母子健康手帳を2冊受け取った後そのまま向かうことになりました車

役場の職員さんも双子ちゃんに興味津々の様で、自然妊娠なの?とかつわりは始まってるの?とか色々聞かれました[みんな:03]
ぱっと貰って出られるかな~なんて思っていたのですが、世間話し以外にも(笑)結構話しがあるのですね。
私は出産の際にいただけるお金のことが気になって仕方がなかったので尋ねると「双子ちゃんだから84万円ね!」と。
2人分いただけるんですね[みんな:04]
しかしその後よく考えると、管理入院や出産後赤ちゃんがNICUに入った場合などを考えると、はたしてこの金額でまかなえるのか?不安になりました[みんな:05]

これから向かう病院は紹介状がないと受診出来ないので、忘れないように母子健康手帳と保険証と一緒にバッグに入れて出発[みんな:02]
念のためエチケット袋も忍ばせておきました。

初めて入る病院。
総合病院なので、とりあえず人が凄い!
挙動不審だったのか、初めてだと分かったのでしょうね…案内役のお姉さんが近づいて来て、紹介状を持参しているか聞かれ、用紙に氏名など記入しそのまま受付へと案内してくれました。

気持ち悪かったので、待ち時間はしんどかったです。
総合受付でやっと名前を呼ばれ、今度は産婦人科の待合いで待つ様に言われました。
そこにも多くの妊婦さんたちが座っており、これは時間がかかりそうだと覚悟しました。
待合いの案内に、『予約優先のため初診は時間がかかります』というような張り紙もありました[みんな:06]
当たり前のことなので、しんどいけど我慢です。

さて、記念すべき初日に行ったことは
・尿検査
・血液検査
・血圧測定
・体重測定
・問診
・経膣エコー
・子宮頸がん検診
・血清検査
・HTL-1抗体検査
・風疹抗体検査
だったでしょうか(まだあったかな)。

この時、8週だったのでベビちゃんズは先生から「まだまだ小さいね。」と言われ、また2週間後を楽しみに帰りました。

健診翌日の11月14日から、ついに嘔吐するようになってしまいました。
少なからずつわりはやってくるだろうと覚悟はしていたものの、やはり嘔吐って苦しいですね。
この日から6日間連続嘔吐したのでした[みんな:07]

11月18日、嘔吐するのと同時に唾液が大量に口の中に溜まる様になりました。
初めはティッシュに出していましたが、大量過ぎて直ぐにティッシュが切れてしまってもったいないので、ビニール袋を枕元に置いてそれに吐き出す様にしました。
嘔吐物ももちろんその袋に[みんな:08]

この日の夕方トイレに行った時、少量の茶色い出血を確認しました。
妊娠初期は出血する人が多いらしいことはネットや雑誌から情報を得ていました。
でも初めてのことだし、少量とはいえ心配だったので病院に電話したところ、来院してほしいと言われたので旦那さんの帰りを待って向かうことにしました。
自宅を出る前に吐き気がしたのでトイレで嘔吐した時、明らかに自分で感じる程何かが下から大量に出ました。
凄く怖くなりました。
おそるおそるパンツを下げると、大量の真っ赤な血が…ダメかも…と思いました。

「大丈夫だよ!」と旦那さんに励まされつつ、泣きそうになりながら病院へ到着。
夜だったので救急で受付をしてしばらく待ちました。
気持ち悪いのもあって無言。

そこそこ待って診察室に呼ばれました。
問診を受けている時に、その先生になんとなく違和感を覚えました。
今8週だということも伝えたのですが、ベッドに横になる様に言われました。
まさかね⁉︎と思った矢先、経腹エコーの準備を始めているではありませんか。
まだ私8週だけどお腹の上からで見えるの?と疑問でしたが、言われるままゼリーをたっぷりお腹に塗られグリグリされること5分以上。
エコー画面から目を離すことなくグリグリし続けるも全くベビちゃんが見えていない様子。
するともう1人先生が入って来て、何をするかと思ったら、エコー画面を必死で見ている先生と全く同じ問診を開始…勘弁してくれと思いました。
さっき問診してる時カルテみたいなのに何か書いてたよね⁉︎あれは一体何書いていたの?
とても不安で救急に来ているのに、この2人の医者に余計不安にさせられてるよ…と段々イライラしてきてしまいました。
するとまだグリグリ続けていた先生が1度診察室を出て行きました。
もう10分くらいグリグリされてました。
横になったままの私は、天井を見ているしかありませんでした。

しばらくすると、なんだか今までいた2人の先生とはオーラの違う先生が入って来ました!
そうです、私が問診の時に感じた違和感とは、その人は研修医だったからなのです[みんな:09]

救急で研修医…そんなことあるんですね。

やっと来てくれたベテランぽい先生は、横になっている私を起こし経膣エコーの準備を始めました!

カーテン越しに「まだ8週だから…。」など小さな声で教えている感じでした。
私でもそれくらいの数週では経膣からでないと見えにくいことくらい知っているよ研修医さん…と心の中で言いました。

ベテラン先生が「一緒に画面見ましょうね!」と言って私にも見える角度にしてくれました。
「おぉ!ツインズだ、もう双子ちゃんって聞いてる?」とその先生。
「出血も止まっているし、赤ちゃんも元気ですからね!」と教えてくれました[みんな:10]

さっきまでの不安でいっぱいだった数十分はなんだったのか。

研修医を受け入れている病院なので、勉強しなければいけないのだと理解は出来ますが、まさか救急で研修医に当たるとは思っていなかったので驚きました。

だけど、ベビちゃんズが元気だったことは本当に良かったです[みんな:11]

旦那さんも「良かった!」と安心した様子でした[みんな:12]

クリニック卒業までの記録

後追い更新です。重複あり。
ポリープ摘出からクリニック卒業までを、一気に載せます。

8月13日
不妊治療専門クリニックで、子宮鏡検査をした際に子宮内膜にポリープ発見。
3日後、摘出手術をすることになる。

8月16日
13時頃ポリープ摘出手術開始。
20分程で手術は終わる。
部分麻酔によって痛みは全くなし。
しかし、その後の副作用によって1人で帰れず旦那さんに迎えに来てもらった。

8月22日
手術による出血が止まった。

8月27日
摘出したポリープを病理検査に出したので、その結果が出ているかクリニックに電話。
まだ出ていなかったので、次回受診時に聞くことになった。
その後の結果、良性だったので安心。

9月17日
手術後初の生理。
7日間続いた。
その間、友人が沖縄へ遊びに来てくれてリフレッシュ。

9月26日
術後の様子を確認するため、2回目の子宮鏡検査。
フォリルモンP150の自己注射開始と抗生剤服用開始。
この日から自己注射4日間連続。
抗生剤2週間服用。

10月1日
前日1日空けて、この日1本自己注射。

10月3日
卵胞が成長したので、排卵をコントロールするためスプレキュアを18時と20時鼻から吸引。
これによって36時間後に排卵予定となる。

10月8日
クリニックで排卵確認。
タイミングはバッチリ。

10月17日
今回も生理が来るような腰痛と腹痛。
近頃は生理前にこの様な症状が必ずあったので期待しなかった。

10月19日
フォリルモンPを打つようになってから、排卵日と言われた日から14日後に必ず生理が来ていたのに、今回は来る気配がない。
もしかして⁉︎と思う。

10月20日
中国製の安い妊娠検査薬で陽性反応が出た。
仕事中の旦那さんにメールで報告。

10月22日
まだ信じられず、日本製のクリアブルーで検査。
やはり陽性反応だったけど意外にも冷静な自分がいた。
クリニック受診日のこの日、検査薬の機能はどれも同じなのにクリニックでも検査してもらったしつこい私。
先生からグッド!サインをもらう。
しかし、まだ胎嚢らしきものがぼんやり見えるだけ。

10月24日
旦那さんとリゾートホテルに宿泊。
観光客気分を味わいつつ、お腹が気になる。

10月29日
クリニックで2つ胎嚢確認、双子の可能性。
卵黄嚢も2つ確認出来たので、次は胎芽が見えるのを待つ。
この夜、旦那さんが「頑張ろうね!」と言ってくれて嬉しかった。
父にも報告。
旦那さんの両親には、心拍確認後に報告したかったのでまだ伝えずにいた。
前日からつわりなのかむかむかしていた。

11月1日
今までむかつきのみだったが、この日から吐き気でオェっとするようになった。

11月2日
パート出勤日だったが、気持ちが悪く休みをもらった。

11月3日
旦那さんが朝シャワーを浴びていた風呂場から、ボディーソープの強烈な匂いがして目が覚めた。
物凄く気持ちが悪かった。
翌日も同じくボディーソープの匂いで吐きそうになり、耐えられずその日から無添加無香料のボディーソープを使ってもらうようお願いした。
きっとこれが匂いづわりというものだろう。
この日から今でも匂いとは格闘している。

11月5日
クリニックで2つの心拍を確認。
またひとつ安心。
旦那さんの両親、親しい友人に報告。
とある知人が沖縄で友人の結婚式に出席するため私がヘアセットをすることになっていたが、つわりがあって無理なことを伝えると「つわりは病気じゃないからね。」と言われる。
そんなことは本人である私が1番分かっていることで、何もつわり中の人に言わなくてもいいことだと本気でその人にがっかりした。
意地悪な人ではないので悪気があって言ったわけではないと思うけど…。

11月6日
常に気持ち悪いが、空腹時はより一層気持ちが悪いような気がした。
これが食べづわりというものだろうかと思った。

11月7日
朝食べるものがなくて空腹で困っていたら、旦那さんが出勤前にコンビニに行ってくれて食べるものを買って来てくれた。

11月9日
深夜、空腹で気持ち悪かったので台所へ行き1人その場にしゃがみながらパンを摘まんだ。

11月11日
この日から食べたいものがなくなる。
何を食べても美味しくないし、食べたくもない。

11月12日
不妊治療専門クリニック卒業の日。
とてもお世話になった。
感謝の気持ちでいっぱい。
私の涙につられてか、先生の目もなんとなくうるうるしている様に見えた。
長く頻繁に通院していたので看護師さんとも顔見知りになっていたので、皆さんからおめでとうと声をかけてもらった。
病院どこにしようかと考えていたが、双子リスクがあるため設備が整っている大きな病院2つから選ぶ様に言われる。
自宅から近い方の病院へ紹介状を書いてもらった。
県内で2箇所しかないNICUのある病院の1つ。
先生と産まれたらベビちゃんの写真を送ってねと約束して卒業。

妊娠に繋がったであろう子宮内膜ポリープ摘出から、不妊治療専門クリニック卒業までを長々と書きました。

次からは妊娠中の経過などを、駆け足で書いていきますメモ