変形ってどうなの? | もも院長のブログ

もも院長のブログ

なんやかんやつぶやいていきます

皆さんこんにちは

 

もも院長です

 

人間齢30を超えてくると

骨も変形してきます

特に女性に多いですが

変形性膝関節症とか

変形性股関節症とか

変形性頚椎症とか

レントゲンを見せられて

骨が変形しているのが原因ですと

言われたりしますよね?

 

そのほかにも

椎間板がつぶれているから

すべり症があるから

分離症があるから

ヘルニアがあるから

と痛みの説明を受けたことはありませんか?

 

確かにそれが痛みの原因に

なっていることもあります

でも、本当にそれが原因でしょうか?

 

 

骨の変形や

軟骨がすり減る等

年を取ってくれば

多かれ少なかれ誰でもなります

 

しかし

それでも症状のない方も沢山います

 

ということは

 

変形があるからと言って

全ての痛みの原因は

それではないと思いませんか?

 

患者さんから

真剣な面持ちで

変形があるのですが

治るのでしょうか?

とよく質問されます

 

治るの基準がどこにあるのかで

回答は変わってきます

 

まず

変形してしまった

形としては

これが元通りになることは

ほぼありません

 

骨も日々

新陳代謝が行われていますが

とてもきれいな青年期の

骨格に戻るということは

残念ながらありません

ただ程度が軽くなり

少し改善するという事はあります

 

症状はとれるか?という事であれば

それは取れます

前述したとおり

所見はあっても痛みが無い人は

大勢いるからです

 

関節の変形に伴った

筋肉の緊張や

それに伴う神経絞扼

局所の循環障害

神経の代謝異常や

神経鞘の傷

炎症等々

これらが改善されていくと

痛みやしびれは改善されていきます

 

ただ

変形があるということは

受傷しやすい弱点があるということ

 

変形だけが原因ではないといっても

あまりにも進んでしまうと

改善しにくくなってしまいます

 

楽になったからと言って

過剰な負担をかけたり

無理をすると

炎症が起きたりしやすいです

 

ご自身のお身体の弱点を

しっかりと把握して

なるべく負担をかけないように

生活習慣等の改善を行っていけば

長寿社会を生きる

自分の身体を長持ちさせて

快適に過ごす事は十分可能です

 

人生100年時代

健康寿命をできるだけ長くする

そのために鍼灸は

大きな力になるでしょう

 

それでは!!