もも院長のブログ

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なんやかんやつぶやいていきます

こんばんは

もも院長です

 

朝晩はもう寒いレベルですね

暖房が止められません

 

真冬になったらどうしようかと思いますね

 

最近冷え性の悩みを聞くことが

多くなりました

 

 

手足が冷える
寝るときにつま先が冷たくて眠れない
朝起きても体が温まらない

多くの方がカイロや腹巻き
電気毛布や湯たんぽを使っています


それでも冷えが取れないことがあります

実は温めすぎでかえって冷えを悪化させているケースがあります

 

体は本来自分で熱を生み出す力を持っています
東洋医学ではこれを陽気と呼びます
陽気がしっかり働くと

体の中心で作られた熱が手足の先まで届きます

 

ところが常に外から熱を加え続けると
体はだんだんと自分で温まる力を使わなくなります

外が温かいから
自分でがんばらなくてもいいと

体が判断してしまうのです

 

その結果
自分で熱をつくる力が落ち
温めても温まらない状態になります

 

鍼灸では
外から無理に温めるのではなく
体の中にある熱を生み出す力を

引き出すことを大切にしています

 

お腹の関元や腰の命門は
体の中心で熱を生み出す場所です
 

ここに鍼やお灸を行うことで
冷えた体の内側が少しずつ動き出してきます

 

下半身の冷えが強い方には
足首の内側の太谿
すねの内側の三陰交
足の裏の湧泉を組み合わせることが多いです

 

湧泉は
足の底から全身の熱を引き上げる働きがあります
末端の冷えや
慢性的なだるさの改善に役立ちます

 

お腹が冷えるタイプには中脘や気海を併せて使うと
胃腸の働きが整います
内側から体を温める力も高まります

 

背中の冷えや倦怠感を伴う方には
背骨の両わきにある腎兪や脾兪
命門など背部のツボが効果的です
 

ここを整えることで
自律神経のバランスも安定し
全身が温まりやすくなります

 

お灸は熱ければいいというわけではありません
熱すぎる刺激は
かえって体力を消耗します
 

心地よく感じる温かさで
継続して行うことが大切です

 

冷え性を改善するポイントは
外からの熱に頼るのではなく
自分の体で熱を生み出せる状態に戻すことです

 

鍼灸はそのスイッチを入れる治療です
冷えを取るというより
体が自然に温まる仕組みを整えると

考えた方が分かりやすいかもしれません

 

温めても温まらないと感じるときは
体がもう少し自分で温まりたいと

サインを出しているのかもしれません

そんなときに鍼灸で体を整えると
少しずつですが
内側から温まる感覚が戻ってきます

 

この寒い時期を

快適に過ごすために

生活習慣を

見直してみましょう