勇退381系 4 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

伯備線沿線の高梁川流域風景は好きでしたが、知人も巻き込まれた大きな被害を出した大洪水のフィルタを通して見てしまうので手放しに喜べなくなりました。もっとも、今、目にする自然の姿とは度重なる自然災害を含む無常の自然活動の結果なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

カーブをスピードを保ったまま突っ切っていきます。

変な揺れがあり乗り心地が悪く、エチケット袋が備えられているというのが381系の走りだと言われますが、特段そんな悪い乗り心地だとは感じません。個人の感想です。

 

 

 

 

 

381系の引き出し式テーブルのドリンクホルダーは深めになっています。遠心力対策の振り子式の大傾斜に合わせてか…岡山限定 白桃サワーの缶が倒れることはありませんでした。念のために深めにしているだけでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の伯備線石灰貨物 蒸機3重連牽引で名を馳せた布原運転所通過を期待してカメラを構えていたら、あっという間に通過していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前からミステリアスだと思っていた汽水に浮かぶ小島に鎮座する神社。神話の国 出雲を感じる面白い風景です。

 

グーグルマップにも出てこず気になって探してみたら…引っかかってきました 塩楯島 手間天神社。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14:11 出雲市駅 着。岡山から3時間。

何度か乗った「やくも」ですが、あっという間の旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前年、岡山から新見まで乗り、これが最後になるのか…と思っていたのが、再度、欲を出して始発駅から終着駅まで乗り通すことが出来ました。

こうも381系にこだわったのは、381系0番台時代の「しなの」大阪→長野への昼行特急に乗りたかったのに乗りそびれたことへのもどかしさが残っていたから。廃止されてから嘆いてももう穴埋めすることは出来ません。

 

 

 

 

 

 

 

「こだま型」ボンネット型車両から続いたこの伝統ツートンカラーもいよいよ現役引退。

 

「はまかぜ」「きたぐに」では引退前に国鉄色に塗り替えられることはありませんでしたが、同じJR西日本管内でも後藤運転所の「やくも」では早々に国鉄色を含む歴代4色を復刻、JNRマークまで付けてくれました。集客効果は大きかったと思われます。沿線住民や沿線自治体、JR職員を困らせるマニアも呼び集めましたが。


 

 

 

 

出雲市駅前の「らんぷの湯」。火災で全焼するも再建されて嬉しかったです。今回の旅ではここにも入りたいと考えていました。

 

 

 

 

 

 

ホームを出て行った国鉄色編成と入れ違いに岡山へ向かう「やくも 22号」が入線してきました。

 

ここから岡山に戻る「やくも」に乗る剛毅な手段も選択できましたが、まだ行きたい場所があるので止めました。