街歩きの後は、銭湯とセットするのがご褒美です。
三木鉄道跡ピクニックで汗みずくになり、汗が乾いて塩でべたついた身体を三木市唯一の公衆浴場「竹の湯」でメンテナンスしに。
夕陽を浴びた姿。
「竹の湯」はマンションを備えた4層の大きな銭湯です。
広い玄関ホール。階段下にはエレベータがあり、床はバリアフリー化されています。
歩き疲れて重たくなった脚にはウレシイ…
暗くなるまで銭湯で身体をほぐし、ゆったりリラックスしすっかり元気回復。
玄関を出ると祭囃子の太鼓の音が聞こえてきたのでそこに行ってみることにしました。
大宮神社の参道には秋大祭の幟。竹の湯には、この参道を通って行き来します。
その参道脇では、秋祭りの時期ならでは光景。
ふとん屋台上で太鼓を打つ練習です。当日、ふとん屋台に乗って太鼓を打つ子供は、こうやって練習した子以外は乗れないのでしょう。
適当に叩いておればいいというものではなく、各ふとん屋台に伝統の拍子が存在したりするので、神聖な場に飛び入り参加で場を荒らされたり、突発事故を防ぐためでもあるかと。
ワタシは祭り当日には見物に来ることは出来ないので、こんなお祭りの雰囲気に触れられてちょっと良い気分になれました。
朝霧歩道橋群衆雪崩事故以来、各地で祭りの安全の徹底、警備は年々ウェイトが大きくなっているので、太鼓の練習時でもコーンと誘導灯を配置しています。さらに今年は、前年11月に起こった韓国イテオン群衆圧死事故後の秋大祭であるので。
秋大祭では参道の石段を担がれて上っていく、勇壮なふとん屋台を見るために多くの見物客が集まるので、見物客が石段や玉垣によじ登って見物しないよう、既にそんな足場になりそうな箇所に、事件現場に張り巡らすような「KEEP OUT」の黄色いテープを縦横斜めとグルグル張っていて「何だかなぁ~」と思ったわけで。