祝 660回 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

YAMAHAの「ぷりんと楽譜」で手に入れた「銀河鉄道999」(ゴダイゴ)の楽譜。

一昨年、横浜まで行ったついでに方々楽器店詣でをしましたが、楽譜は手に入れられず…ところが、ネットの「ぷりんと楽譜」であっさり入手。

レベルは初級~中級と紹介されていますが、コレのどこが初級やね~ん!♯が4つもついているド・レ・ファ・ソが黒鍵…初級といったら白鍵のみのハ長調でしょうが!

…呼吸するようにスラスラ弾ける人には、弾けない人の劣等感やミジメさなんてこれっぽっちも解からんもんです。こちとら660回弾いても暗譜ができません。

 

 

 

 

 

 

小学校の頃から音楽の先生とは反りが合わず、音楽の授業が苦痛でした。義務教育で出会った音楽教師はすべからく、変に神経質でヒステリックだったから苦い思い出。

おそらく日教組加入のひどいヤツは「あいさつの声が小さいッ!」とクラス全員の頭部を殴打するという、当時の学校教育法第11条に抵触する暴行を…気分次第で体罰を行使する教師はアタリマエのようにいた時代でしたが。

クラスの皆は、その教師のゴキゲンをとるような態度をとって、教師の問いかけに「ハイッ!」と元気良く答えていましたが、不器用な自分は、そんな演技は出来ず、余計に教師を怒らせる態度を…すなわち、石のように固まってオシのように、何を言われてもフリーズする…怒りに油を注ぎ、ヒステリックに叫ぶ音楽教師。

 

お蔭でCDを聴くことは好きだったけど、楽器演奏からは逃げ回って、身体をこわばらせていました…不承不承、大学では必須だったピアノを始めたのはその時から。あまりにもピアノが弾けないから、ギターに逃げて、それも曲りなりに弾けるようになりました。もう反面教師に感謝…ということにしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

コロナおうち時間を持て余し、きれいなまま山積み楽譜を開き、我流のピアノレッスンを始めました。

とにかく毎日1曲は通しで弾くこと、通しで弾いたら、楽曲タイトルの下に「キルマーク」を書き込んで、5曲弾いたら「正」の字、それが6個になったら〇で囲って30として…

知り合いの外国人で独学でピアノを弾けるようになった方からの極意では「3の倍数の法則」という、3日続ければ、3週間、次は3か月…とひたすら3の倍数をやりこなすと身に着くというものでした…日に日に育つ木を毎日休みなく跳び越え続ける忍者の修行か。

 

 

 

 

 

音譜は読めず、上下に並んだト音記号の段とヘ音記号の段を同時にどうやって読むのかが謎、左右の手と指を同時に動かせるなんて頭オカシイんじゃないのか…と思ってました。

下手クソアルアルで、楽譜を集めるだけで弾けるような気になっていました。

 

コロナ下ではピアノやプラモを再開する人が多かったといいいます。ワタシも同類です。

もしコロナで死んだら、この楽譜どないする…と虚無感がよぎり、情けなくなったので、無駄にしないように始めました。

プラモも同じく、ラッカー塗料をたくさん抱え、鉄道模型は、いつか本格工作をと集め回った呪われし死蔵パーツを消費するために。

 

 

 

 

 

 

…そして、また泥沼にハマる。

「ぷりんと楽譜」では、楽譜サンプルをスマホ、PCで無料、お手軽に検索出来ます。で、気に入ったものをコンビニのコピー機で作品番号を入力して購入。

2万曲ほどあるそうなので「この曲はさすがに無いだろう」と思いながら検索して遊んでいると、チョコチョコ増えてしまいました。

衝動買いはするまいぞとよくよく抑制しますが、それでも欲しいと思う曲は…ミイラ盗りがミイラになり、チリも積もれば…と。

ところで、ぷりんと楽譜には沢田研二の「君をのせて」はありませんでした。ラピュタの「君をのせて」は初級~上級までたくさんありますが…

 

市販の折り畳み式譜面台の上に楽譜を重ねて置いていましたが、次第に置場が無くなるので、自前の譜面立てをニワカに作り出し…

 

 

 

 

 

廃材で作った3段式譜面起きです。

 

 

 

 

 

660回突破記念に「フォーク&ニューミュージック 名曲選(中級)」(株)シンコーミュージック・エンターテインメント版 をYAMAHA神戸三宮店で入手。やっと「銀河鉄道999」の楽譜が入った本に出会いました。

昔人間なので、頼りないコピー紙よりやっぱり本の実体が欲しいんです。

 

件の「銀河鉄道999」の楽譜は練習してきた曲 ♯4つのホ長調でしたが、左手のリズムがかなり違っていて、暗譜こそ出来ていない先の曲に馴染んだ手には、引っかかりまくりです。