県道を渡り、加古川市に入ると三木鉄道跡にはフェンスが立ちはだかり、迂回せざるを得ません。まだ暑く、体力を消耗している時には少々うんざりしますが、もう残りあとひと駅分です。
踏切遮断機の防護柵で線路跡と分かります。
築堤の上は草が茂り、野バラが地を這っていて、靴を履いていてもチクチクするのも難儀します。
三木市側を振り返り…
線路と枕木は撤去されていましたが、バラストはそのままなのでしょう。
立体交差の橋は撤去されていました。
急な築堤を転ばないように小刻みな歩幅で速足で降ります。このアップダウンは暑さで消耗している身体には微妙にこたえます。
三木鉄道6.6㎞の内、8割くらいの地点まで来たでしょうか…17時前です。
身体は火照り、服は汗染んで不快ですが、ここまで来て引き返すことはもう考えられないし、戻る手段は徒歩しかなく、JRとの接続駅だった厄神に向かいコミュニティーバスの世話になるほかありません。
用意してきた飲料水は飲み干しました。鎮守の森で一休みして、気を取り直しラストスパートです。
ようやく西日が傾いてはきましたが、風は無く蒸し暑さは変わりません。
こんなこと始めなければヨカッタ…と後悔しきり。