念願の扇形庫へ。梅小路蒸気機関車館に次ぐ規模の大扇形庫です。ただ、惜しいことに津山まなびの鉄道館の扇形庫内は立ち入れません。
薄幸の50系客車から気動車改造された異形のキハ33。
庫外と内部との光のコントラストが強過ぎなので、本日はカメラ設定がメンドッチイです。
軌道発動移動車 アント。
車両ではなく移動機械というのが正しいそうですが、そういう専門〇カ的指摘はイランですよ。
現役引退後、国鉄色に戻されたキハ181、隣は名車キハ58。
連結器周りはあっさりしているキハ181。スカート中央部の切り欠きはNの造作省略を想起されます。
複線スノープラウのキハ58。
山陽本線を急行「みささ・みまさか」で爆走しているのを線路端でよく見ました。走り去った後のディーゼル排気煙の残り香、時々、垂れ流し汚水管から汚いトイレットペーパーブレンド粉砕物を線路に撒き散らしていたのも今となっては懐かしい…
いよいよいすみ鉄道の最後のキハ28も現役引退です。非力なキハ28が国鉄急行型気動車最後の車両になるとは…
大糸線 糸魚川のレンガ倉庫に最後まで残っていたキハ52。この車両には現役時代に乗ったことがある馴染みのものです。
蒸し暑い夏、しきりに車内の暑さを訴えていた見知らぬオバちゃんのために、親切心から壁の扇風機のボタンを押してあげたら、極端に強力な扇風機の強風に当のオバちゃんに睨まれた後味悪い思い出も…空気を読んだらこの始末。
交通科学館にいたD51 2ナメクジ。梅小路のこれと同型の1号機がSL山口号の牽引機に推されながらも、ナメクジ煙突のお蔭で集煙装置が取り付けられず、C57に変更されたとか。
扇形庫内に入れない理由は色々考えられます。建物自体の老朽化に加え、非耐震補強。加えて点検ピットの深い溝も有り、足元の危険。展示車体へのイタズラや部品盗難など…それらの対策にお金がかかりそうなので、庫内立入禁止なのかと。
大阪弁天町交通科学館で展示され、同館閉館後津山に移送されてきたDF50。
DF50とDD13は並んで展示されています。
諸事情はあるでしょうが、せっかくの魅力的な扇形庫ですから庫内に一部だけでも入れたらいいですね。
DF50と共に大阪弁天町交通科学館で展示されていたDD13。前面手すり中央にあんなバーは付いていましたっけ?
同じく旧交通科学館に展示されていたDD54は京都鉄道博物館へ。
山陰・播但線にいたDD54は津山に来るのが相応しかったかもしれませんが…福知山線にもいたけど。