晴れた冬の日、北条鉄道 網引駅を再訪。
大きなシンボルツリーと共に絵になる網引駅です。
手前のホーム高は昔の国鉄 客車に合わせた低さです。
この日の運行はフラワ2000-2でした。
北条鉄道では車両の運行ローテーションをHPで掲出していましたが、整備等でスケジュール通りにいかなくなったので掲出が無くなりました。
1時間に1本、粟生~北条町間13.6㎞を往復しています。
網引駅は終点 粟生からひと駅なので、単線を往復している列車が折り返して来る待ち時間はすぐです。
ちょうど列車が差しかかっている場所が1945年3月31日 海軍局地戦闘機 「紫電改」が不時着、列車転覆事故に及んだ地点です。
近年、事故現場には慰霊碑が立てられました。
不運悲運が重なった加西市史上最悪の交通死傷事故とされています。
このエピソードが真実ならば、戦時下の何とも不運と悲運が絡み合っていて…
最新鋭機を製造する軍事工場、海軍直属の滑走路を女児が横切ることなどあるのでしょうか…燃料逼迫するピリピリした負けがこんだ大戦末期に。