北条鉄道 法華口駅 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

北条鉄道 距離13.6㎞の中間に位置する法華口駅。

 

 

 

 

 

 

 

大正時代からの駅舎の内装を近年新調し、駅名物米粉パンを焼いて販売するパン屋として活用。

この駅のボランティア駅長が試行錯誤してその米粉パンを生み出されました。

親しみやすいアイドル的存在としてそのボランティア駅長目当てに、度が過ぎたファンが集まり過ぎたのか…任期途中でその駅長さんは去られました。

 

 

 

 

 

地元の大工さんが寄進された三重塔。

 

 

 

 

 

 

 

2020年にこの駅は少し姿を変えました。

 

 

 

 

 

 

単線を複線化し、新設された交換施設。

全国的に厳しい話題が多い地方ローカル線ですが、このような前向きな話題は珍しいです。

 

 

 

 

 

 

 

複線化されこの駅で上下線で行き違いが出来るようになり、朝夕のラッシュ時間帯に2本同時運行するようにになりました。

左の小屋根の下にタブレット交換に代わる、システムがあり、運転士が持つカードをタッチすることで閉塞線区内に進行出来ます。

真新しいホームも出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

ポイント部で車体が振れるので駅ホームの端が切り欠かれました。

 

 

 

 

 

大正時代からの国鉄ローカル線施設の姿を留めていた駅でした。駅名板には薄っすら旧体文字が浮かび上がっています。

大戦中、この近くにある海軍航空基地に赴く軍人が多く乗り降りしました。

 

 

 

 

 

 

法華口駅から離れること1.5㎞ほどの小高い平地に旧海軍のウズラノ飛行場跡があります。

 

 

 

 

 

 

原寸復元された紫電改のモックアップが展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

終戦後、米軍により接収された日本軍機が最後に飛び立った滑走路跡です。

戦争記憶遺産とともに災害物資備蓄基地として再生されつつあります。