昼食に訪れたのは祐天寺名物 カレーステーション 「ナイアガラ」さん。
言わずと知れたテツの聖地です。日曜日の昼下がり、満席でしたので周辺散策してからの入店です。
ずいぶん以前にも来たことがありますが、その時は、ここに移転する前の店舗で、駅長さん(店長)さんはお元気でした。
確か、前店舗は出入口ドアが20系客車の折畳みドアでした。
カレーとコーヒーの店 祐天寺名物 鉄道ムードの店。
新店舗には初めて訪れます。
店先には、C57の顔、踏切警報機、旧型客車の椅子、大きな鐘は青函連絡船のもの…?
名物駅長さんは2017年にお亡くなりになられました。
側面にまわると列車の車内ドアが…食堂車の開き戸?
店内は旧国鉄濃度の高密度空気芬々異空間でした。
亡き駅長さんが店の休みに放出品即売会や譲り受けたりされたコレクションだそうです。
親子連れも多く、女子鉄とおぼしきお一人様もおられ、ガチガチのFeManばかりではなかったです。
照明灯の丸いのは特急つばめの天井灯、四角いのはお座敷列車のものでしょうか?
初代新幹線のノーズ、連結器カバーもあります。
ミステリー列車「銀河鉄道 999」のヘッドマークも架かっていました。
ここに来る前に模型店巡りの後で横浜YAMAHAで、欲しかったゴダイゴの「銀河鉄道999」の楽譜を探しましたがありませんでした。
ミッキー吉野が颯爽と弾く間奏のキーボード、松本零士が映画主題歌として絶賛した、タケカワユキヒデ作曲の疾走感のある時代を経ても色褪せないアガル名曲です。
JR西日本の新幹線ホームでの発車メロディーでも耳馴染みがあります。最近は、朝の情報番組での挿入曲でよく耳にするようになりました。
タケカワユキヒデは、インスピレーションが降りてきて神がかったように素早くこの曲を作曲出来たそうです。こんな曲を作れて嬉しかったと…
後日、コンビニの「プリント楽譜」であっさり入手出来ましたが…時代遅れの人間としては、探し回って運命的に出会える本の楽譜の方がよかったです。
展示物が所狭しと並びますが、これでも前店舗より少ないようです。
前店舗には、複数のヘッドマークや全国各地の駅長のサイン色紙、切符などがもっとあったような…
店長さんが亡くなられても、それら貴重なコレクションは散逸することなく遺言に従って鉄道文化振興財団に寄付されたそうです。だから少なくなったのでしょう。
この店を愛し、亡き店長の志を継ぐ人たちが店を運営しているらしいです。
手前の線路をカレーを積んだSL模型が届けに来ます。定番の昭和カレーをいただきました。
「〇番線、〇〇カレーが到着しまぁーす!」と乗務員に扮した店員がアナウンスするのが独り身にはちょっとハズカシイですが、これも前駅長からの伝統でしょう。
「ナイアガラ」の向かいの路地奥に昭和な民家がありました。