フォルゴーレ マッキMC202 72分の1 TAMIYA製。
珍しくイタリヤ機です。箱も側面が色褪せていて、模型店で永年積まれていた掘り出し物です。見向きもされなかったという印象です…
液冷エンジン搭載単発機、ノーズが絞られたスタイリッシュさ。
やはり、メッサーシュミットBf109と同じく液冷ダイムラーエンジン搭載で、後にイタリア製エンジンへと変更されました。
同じくライセンス生産の液冷ダイムラーエンジンを搭載していた帝国陸軍機 飛燕と同じようなスタイルをしています。日独伊 第2次大戦枢軸国つながりです。
72分の1スケールの航空機は1000円を切るモデルもあり、部品点数が少なく、気負いなく組めますが、この機は特殊な迷彩なので塗装に手こずりそうです。
ランナー状態で筆塗り出来るパーツは先に済ませておきます。
コクピットを組み込んで、機体を仮組します。
コクピット内の塗色はサンディーイエロー。奇しくも日本軍機 飛燕コクピットと同じカラーです。
コクピット後部の空中アンテナ支柱は多分折れるだろうと思っていたら、塗装作業中にあっさり折れました。
このアンテナは強度が弱くすぐに折れてしまうので、弊工房ではエッチングパーツの切れ端を加工して付けるのが標準です。
72分の1スケールは、ここまでの行程ではあっという間に組めます。
ただし、合わせ目にパテを盛り、硬化させて、削るところからは時間がかかります。
パテが硬化してからデザインナイフでカンナ削りして粗削りして平滑に、やすりがけ、耐水ペーパー500番→1000番で水研ぎします。