おはようございます。

高知県の檮原町に行ってみました。

高知駅から車で二時間。。

「土佐は広いぜよ〜」笑い泣き

坂本龍馬が言いそうなセリフ。ウインク

空港に龍馬が付くくらい、龍馬は英雄。

その龍馬の脱藩の道が、檮原にあります。



この道を歩いて行ったと言われています。

田舎から世界を、天下国家を思ったのですね。真顔

さて、檮原町の隈研吾作品を回っていますが、


以前はこちら💁‍♀️




さて、


雲の上図書館のお隣に、

YURARIゆすはら があります。

総合福祉施設で、


三階建て。

一階がデイサービス、

二階がケアハウス ゆるり

3階が生活支援施設、

生活に困った方が、一時的に避難、滞在できる場所。

災害などの時にも活躍するようになっています。


ベッドが用意され、

洗面台は可動式と言う、

ハイテクな部屋。

「住みたくなる〜」と言ってしまいました。

1箇所に、

図書館(子供、子育てママなど)

福祉施設(高齢者、障害者など)

多様な世代が集まり、

多機能で運営。

マルチタスク施設。

みんなが暮らしやすい町は、

お互いが認めあい、少し酢譲り合える機会がある場所。

建物が繋がり、人が繋がる仕組み作りが見える

ところでした。

多機能自治、それぞれが、それぞれの場所で、

出来る事をやる。

檮原町の象徴的な建物ですね。デレデレ

ここにも、全国から沢山の視察が訪れています。

さて、次にいきましょう。






隈研吾さんが、檮原町で初めて作ったのが、

雲の上ホテル です。


エントランスの屋根は、空に浮かぶ雲をイメージしているそうです。

中は、カフェがあり、





外は水盤。

景色が映り込み美しい〜。

檮原の棚田をイメージしているそうです。お願い

ホテル と、町のプールなどをつなぐ廊下があるのですが、


ギャラリーと呼ばれ、これも隈研吾作品の一つ。


光が入り、開放的です。

夜はライトアップされ、

幻想的に。。ラブ

宿泊者の特権ですね。

このギャラリー、

外からみると、、、



日本建築の軒を支える、斗きょう、

をモチーフに、はね木を重ね、

圧倒的な存在感びっくりポーン

やじろべえ型、はね橋は

山、森の中に馴染みつつ、存在感がありました。






拝みたくなりような荘厳感。

「すごいですね〜」と言うと、

「はぁ。。ただ掃除がしにくいのです」と。滝汗

確かに、、。

アートと日常の乖離。。。

いつも悩ましいところですね。

イタリア、ミラノ万博で日本館の入り口にも

隈研吾さんの作品がありましたが、

木の組み合わせがあり、

檮原の作品から進化していったのかな?

と思い出しました。

では、ホテル に入って見ましょう。

山が近く、



森の中にいるような感覚。

気持ちいい場所です。


机もコンパクト。



木の温もりもあり、

隈研吾さんが木にこだわったホテルデザインの

黎明期作品。

今は、木の端を薄く削り、

圧迫感を少なくしているのですが、

初期はそのままの厚みにしているのが分かります。

意外にあっさりしているな、、と言う感じでしたが、


ホテルで一部屋のロイヤルルームには

もっと木が使われ、森の中の雰囲気があるそうです。びっくりびっくり

1994年完成でこのデザイン性、、、

グッドデザイン賞を受賞されています。

しかし、1994年完成ですから、

中の水回りが古くなっているのと、

上の階の騒音や軋む音があったりするので、

老朽化も問題になっているようです。

立地の景観は素晴らしいので、

ホテル滞在したいなら、

紅葉の時期がおすすめです。ウインク




スクラップ&ビルド、

壊して、作る。

作ったら、維持、継続が宿命つけられる。

維持、管理は大変な努力だと思います。うーんうーん

檮原町、すごいですね。





時代の流れを隈研吾さんの作品でコンパクトに見られる檮原。

隈研吾ファンにはたまらない場所です。

田舎だけど、注目される檮原町。

自然も食も揃っている所が、人が住み続けられる場所。

本当の豊かさや、

持続可能性とは、何か?を考えさせられる町でした。



吉田尚人町長ありがとうございました。

ご縁を繋いでくださった、

小松さん、ありがとうございました。




最後までご覧いただき、ありがとうございました。



ps.嵐のニノ結婚。嵐はいつも話題ですが、


日本海側では、雪が降ったり、嵐になりそうです。

皆様、ご注意くださいね。

では。良い1日を。。。ウインク

では、良い1日をお過ごしくださいね。