”楽しみ”の時間をもつ | ももせ皮膚科のよもやま

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ふつうの皮膚科医です。
日常や皮膚病について書いていこうと思います。
皆様の日常にちょこっとでもお役立て頂けると嬉しいです。
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医者になって様々な病院で勤務をしてきました。太陽の光を浴びることのない激務のところもあれば、比較的時間のゆとりが持てるところもありました。

 

20代の時は激務の連続でしたが、医者になりたてで情熱もあり、体力もあり、気持ちも前向きで、この時期にどっぷりと仕事漬けの日々を送ってきたことは今の自信につながっています。忙しくても、この時期はダイビングにはまり、隙あれば潜りに行ってました。

30代に入ると、周りが見え始めて仕事に疑問や悩みが出てくるようになりました。体力や集中力も落ち始めて当直がきつくなってきました。ゆとりのある時はゴルフやランニングにはまり、激務になると途端にゆとりがなくなり自宅と職場の往復がやっとでした。20代のように遊びに出かける元気はありませんでした。

40代に入ると、仕事がさらにストレスとなり病院勤務医の継続を諦めました。これにより逆に力が抜けて仕事に前向きとなり、ピアノやジム、ヨガにはまりました。

 

ざっと今までの医者人生を見返すと、仕事以外に”楽しみ”の時間を持てていた時はどんなに忙しくても気持ちは前向きで日々充実していました。”楽しい”と感じる事って、理屈ではなく内側から湧いてくるもので、ワクワクというか期待感というか、生きる活力になります。

 

ダイビングで知り合った方に言われたことが突き刺さってます。

”仕事のセンスは仕事以外でつくられる” 

だから仕事以外のことも徹底的に頑張れ

 

私がスタッフを採用する際の面接で必ず聞くことがあります。

”楽しみはなんですか?””趣味はありますか?”

はっきり答えが返ってくる方は、仕事への原動力をお持ちなので明るく元気です。また、仕事以外の話題に事欠かないのでコミュニケーションに困ることはありません。

 

皆様の日々の中での”楽しみ”は何でしょうか? お返事に困る方は、是非是非ぜーひ、早急に"楽しみ"をみつけて、その時間を大切にされることをオススメします!