風邪をひきました | ももせ皮膚科のよもやま

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喉の痛み、咳、鼻水、だるさ、とまぁ、よくある風邪です。熱は出てないのでご安心ください。1年に1回は必ずのようになってます。

 

昨日は休診日だったので1日がっつり、わんこに寄り添ってもらってお休みしていたのですが、全快までにはいきませんでした。

 

風邪はウイルス感染なので特効薬はなく、安静と時間で追いやるしかありません。ただ、少しでもその間を楽に過ごそうとあの手この手で頑張ってます。

 

①喉の痛みと咳:これにはのど飴をひたすらに舐め続けるのが効く感じがします。

様々な飴を試して、お気に入りは龍角散のこの袋のシリーズ。本当はシークワサーが好きなのですが、店頭でお目にかかることは滅多になくてなかなか手に入りません。このシリーズの良いところは飴玉が適度に丸くて、舐め続けても角が出ずに口の中が傷つきにくいことです。

 

②鼻水、だるさ、腰やら肩の痛みなどなど:風邪は処方薬より市販薬の方が効く印象があります。多種類の成分が入っていること、少量なので眠気や便秘などの副作用が出ないこと、がメリットです。

風邪薬コーナーに張り付いて片っ端から成分と量をチェックした結果、これが良さそうでこの数年はこれを愛用しています。合う合わないがあるので、全ての方にお勧めできるものではありません。

 

アレグラや目薬は花粉症対策です。体調が悪くなると花粉症も顔を出してくるんですよね。

 

何でこんなに市販薬を使っているのか?処方薬が手に入らないのか?それは、 勤務医時代は同僚に処方してもらえたので、色々な薬がすぐに手に入りました。開業すると同僚がいないので処方箋が書けずに手に入りにくいのです。自分の名前で自分に処方することは禁止されています。

昔は薬剤メーカーから試供品を大量もらえたのですが、今はもうできません。ほか、卸さんから直接箱買いすることもできますが、何しろ箱で買わないといけないので大量になってしまいます。

 

最近の市販薬は本当に良くできています。花粉症関連の内服薬は処方薬と成分も量も変わりません。ドラッグストアで値段を見るとびっくりされるかもしれませんが、それでも病院に来て処方してもらうよりは安く設定されています。

市販薬もかしこく利用しましょう!