◇院長休診、クリニック休診
6月中の休診予定はありません。
ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
昨日は、知人の主催する医業種交流会に初めて参加してみました。
今回のゲストスピーカーが『泣くな研修医』シリーズの中山 祐次郎先生だと聞いて、これはぜひお目にかかりたいなと思ったのがきっかけです。
実は、中山先生の鹿児島の叔母さまと、亡き私の両親との間には親交がありました。
叔母さまとは両親が亡くなってからも、年賀状や季節のあいさつで、お手紙のやり取りだけは続けているというご縁があります。
今から6年ほど前
「私の甥も医者なのですが、物書きもしておりまして、本も出しております。良かったら読んでください。」
と、大変丁寧なお手紙と共に、著書を頂戴しました。
それは、既に自分でKindleで購入し、読んだことのある本でした。
タイトルに惹かれて読んだ『医者の本音』というその本は、病院で勤務する医師が、患者さんとの間のディスコミュニケーションをなんとかしたいという想いが伝わってくる真摯な内容でした。
自分よりも若く、しかも忙しいであろう外科勤務医師が、こんな風に分かりやすく「伝える努力」をしていることに、襟を正す思いがしたことを覚えています。
頂いた本は、大事に本棚にしまっておきました。
昨日は、その本を持参して、中山先生にサインしていただきました。
靴下蒐集家でもある中山先生、今日の靴下はナマケモノ柄♡
交流会での中山先生のお話は、医者が自分のキャリアを自律的に選択する上で、ヒントになる要素がたくさん盛り込まれているように感じました。
キャリアの専門家では無い私なので、うまく言語化できないのですが
『入った医局にひたすら奉仕』の、旧態依然としたキャリア形成ではなく
『目先の高収入に惑わされた転職』でもなく
時々立ち止まってはその時の自分の心と、身体の状態を見つめ直し
どのような仕事を、どのような場所で、どのように続けていくか考える
出来ればそれを、ニュートラルな立場から一緒に眺めて、分析して、本人の決断の手助けをしてくれる「キャリアコンサルタント」と共に行う
そんなことが医師のキャリアにおいても可能になれば、むしろ病院勤務医離れや、地域・診療科による医師の偏在の改善にも繋がるんじゃないかな
などと、素人の頭で感じました。
中山先生、ありがとうございました