《症例写真》40代女性・IPL2回施術後～オークル系のお肌にも♪～

■てしまクリニック　8月の診療について

●8/10(木)午後
●8/14(月)午前
スタッフの人員不足のため、上記日程において受付人数の上限を設定させていただきます。
受付人数が上限に達した場合、時間内であっても受付を終了いたします。

●8/12(土)午前　一般保険診療休診
都合により、保険診療の受付を休止いたします。

ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

こんにちは。

もものマークのクリニック　院長てしまです

IPLを当院に導入してから、早いもので2年が経過しました。

当院、都会の狭小かつ零細かつ保険診療中心の地味クリ（地味なクリニック）につき、最新の器械をバンバン導入することなど全く叶わず

「持っているもので出来ることをしっかりやる」

という、夏休みの小学生のめあてのような美容治療を日々行っております

当院では新参者のIPL。まだ2年のお付き合いなので、いまだに私は

「なるほどそう来るか」

と、新鮮な感動をしばしば覚えます。

IPLの良さは、茶色（メラニン）にも赤色（血管）にも効果があり

総合的な美顔効果を、どちらかと言うとマイルドに得られるところ。

とは言え、設定がマイルド過ぎれば効果を感じづらくなりますし

効果を求めてストロングスタイルで行き過ぎると、ヤケドや色素沈着のリスクを避けられません。

そのあたりの按配は難しく、毎回患者さんのお肌との真剣勝負です。

さて、今回紹介する患者さんは、私の女子校同級生

普段は紫外線の強い異国に在住しています。

「さんざん日焼けして今に至るから、治療難しいよね...」

と心配していました。

お肌はもともとオークル系。大きいシミがドドーン！と言うよりは、細かいシミやソバカスがパラパラと頬、鼻広い範囲に散らばる感じ。

肝斑と思しきベースのくすみも少々。

Qスイッチルビーレーザーでも治療できないことはありませんが、レーザー後の色素沈着のほうが目立ってしまい、効果を実感しづらくなる可能性が高いと判断いたしました。

おすすめしたのが、3ヶ月弱の東京滞在中、頬と鼻に2回IPLを受けて頂くこと。

根こそぎシミ取り！というアグレッシブな治療より、濃いシミやソバカスを全体的に薄くして、肌の印象を明るくすることを目標にしました。

治療前と、2回施術後の比較写真がこちら

←治療前

→IPL2回施術後

濃いシミやソバカスが取れたり薄くなったりした他、毛穴の開きも改善して、全体的に滑らかな印象になりました。

メラニン色素の状態がわかりやすいUVモードと、赤みのわかりやすい血管モードでの撮影を並べた写真がこちら

↑上段: 施術前

↓下段: IPL2回施術後

メラニン色素の量が減って茶色系の色ムラが緩和され、頬や鼻の赤みが減ったこともわかります。

茶色単独、赤色単独よりも、茶色＋赤色の両方が改善することで、肌の透明感はより上がった印象になります。

これが、広い波長の光で治療するIPLの魅力のひとつ

友人は

「せっかく良くしてもらったから、あっちに戻っても、日焼け対策がんばるよ！」

と宣言してくれました。頑張って！とエールを送って診察終了。

で、今回の治療の経過をブログにしてもいいか確認するため、帰国後のメッセンジャーでやりとりしたところ

「全然実名報道オッケーです！

しっかし、薬持って帰ってくるのを忘れたわ。。すぐにまた元通りかも」

との返信

ま、しゃーない

わたしは、一般のひとがシミソバカスのことばっかり考えて生活する必要は無いと思っています。

負担に感じない範囲での紫外線対策と、心身ともに健康的な生活を送って貰うのが、お肌の健康には一番。

そして、ご本人が

「いっちょ頑張ってみるか！」

と思ったときに、よき伴走者となるのが私の役目。

次の帰国の時にも、気にせずにまた経過を見せにきてもらえたら嬉しいです

【IPL フォーマαによるシミ・ソバカス・赤みの治療】

《料金》（税込）

初回説明料　3300円

施術料　頬・鼻　1回　27500円

《治療に伴うリスク・合併症》

疼痛、赤み、やけど、水疱形成、色素沈着

もものマークのポケットワセリン