⚫︎2/16(木)
午前診療時間変更、午後院長休診
⚫︎2/27(月)午前 臨時休診
午後は通常通り(15:00~18:00)診療いたします。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
また、当院は水曜及び日祝日が休診日です。
2/11(土)建国記念の日
2/23(木)天皇誕生日
は休診しておりますので、ご来院の際はご注意ください。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
20歳未満の患者さんがピアス孔の作成やほくろ除去など自費の施術をご希望の際
当院では、保護者の承諾が必要と決めています。
先日、ほくろを除去したいと希望して受診した18歳の患者さんを診察しました。
除去するのであればレーザーによる自費の治療になること
また、親御さんの承諾も必須なので、できれば一緒に受診して説明を聞いてほしいこと
これらについてお話したところ、後日親御さん同伴で再診されました。
親御さんは、私の話をよくよく聞いてくださった上で、このようにお子さんに伝えていらっしゃいました。
「お母さんは、あなたのそのほくろはチャームポイントだと思う。
ほくろを取った跡が残って
『こんなはずじゃ』
となるかもしれないのなら、今は取らないほうがいいんじゃないかな。
もう少し考えてから決めよう。」
諭されているご本人は、親御さんの話を聴きながら、どんどん
ムスッ
とした表情になられまして
「だって気になるし....」
等々、仰っていましたが、結局は施術の予約に至らず帰られました。
患者さんは私に対して
お母さんのことを説得してくれてもいいのに
くらいに、思っていたかもしれません。
私は1年前の記事でも書いた通り
経済的に自立していない間は、生活費を負担している保護者の意向を確認してから契約するのが筋
という考えなので、申し訳ないけど味方にはなれません。
医学的に見て問題のないほくろの場合
どれくらいのほくろなら取るべきか
という明確な基準など、実際のところありません。
そのほくろを取ったらどうなりそうか、予想できる経過の説明はいたしますが、結局のところ決めるのは患者さんです。
きずあとが残るかもしれない、というリスクを背負うのも、私ではなく患者さんです。
先の患者さんに関して言えば、ほくろを取りたい気持ちが先走っていて
きずあとのことを考えるところまで想像が及んでいない印象がありました。
親御さんも、そのあたりのことを心配されたのかもしれません。
そして
『ほくろがあるあなたも、お母さんはいいと思う』
というメッセージを真っ直ぐ送っていた親御さんには、同じ親として共感いたしました。
お子さんにはなかなか伝わらないかもしれんけど!
お母さんの気持ち、こっちには伝わってますよ!!
物わかりの悪い親になるのって、結構大変だし
こどもには面倒くさがられる厄介な役割ですが
それが大事なことだってあるよね、と、一人の親としてしばしば思う私なのでした。
もちろん、自戒も込めて....