●手島院長休診日
12/17(土)午前
非常勤医師(形成外科医)2名での診療となります。
●年末年始休診のお知らせ
12/27(火) 午後~1/4(水)
年始は1/5(木)より通常診療いたします。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
前回記事の続きです。
前回記事はこちら
私のホルモン補充療法における最大の関心事『骨密度』に、よき兆候が認められて程ない時期。
清く正しい中高年の、年に一度の心躍らないイベントがやってまいりました!
それは
ジャン♪(効果音)
健康診断!!
昨年の健康診断ネタ
今年もまた、ええカッコしいの私は事前に入念な体調および体重管理をして臨みました
今年は1回で血液検査も成功してもらい(コレ血管見えない族には素晴らしい僥倖)
体重も体脂肪も昨年よりマイナス。
胴回りが若干のプラスだったのは残念ですが
当日の流れは極めてスムーズでした。
で、1週間後、結果到来。
血液検査結果は、貧血なし、肝機能、腎機能問題なし。ここまで例年通り。
ただし一点、昨年に引き続いての
脂質代謝E判定
E判定。
それ、受験生が今聞きたくないNo. 1ワード。
我が家に受験生はおりませんが、昨年に続いてのコレ(E判定)は、流石にどげんかせんといかん。
そう思った私は重い腰をあげて、近所の内科クリニックを受診したのでした。
近所=てしまクリニック近所
でもあるため、診察室に入るなり
「あそこの院長のてしま先生ですか?」
と速攻身バレ。
そこからは医者同士ということもあり話がすいすいと進みました。
私の検査結果は、数値的には立派な高脂血症ですが、大事なのは数値だけではなく
- それによって健康被害(ないしはその兆候)が現時点で出ているかどうか
- 血中コレステロール高値がどれくらいの期間続いているのか
- 何が原因の高値と考えられるのか
ということであると、診察してくださった先生は説明してくださいました。ナルホド
まず一点目については『頸動脈エコー』という検査を実施してくださいました。この検査は首の動脈を超音波画像検査で視覚化することで、動脈硬化の早期発見や進行度合いの確認ができるスグレモノです。超音波検査なので、痛みも全くありません。
私の血管は、動脈硬化の兆候が全くなく、健康そのものと評価していただきました。めでたい
次に、血中コレステロール値の推移については、過去5年間の検査結果がプリントされた用紙を持参したのが役に立ちました。
先生は、コレステロール値がずっと正常範囲内を超えて『要経過観察』判定ではあったものの、3年ほど前から一段階高くなり『要受診』判定に突入し、昨年秋の検査で更に上がってE判定(要治療)に突入したことに着目されました。
それとともに、問診票に書いた私の治療歴を確認して、このように解釈してくださいました。
「てしま先生、昨年卵巣の手術をされてから、月経不順になられたんですよね。で、今年の6月からホルモン補充療法を始めた、と。
コレステロールの数値を見ると、もともと高いとは言え、昨年はグッと上がっています。
そして、E判定とは言っても、今年は昨年より、総コレステロールで70、LDLが60も下がっている。
生活や体重の変化はほとんどない。
そうすると、先生の場合、女性ホルモン値の変化が、コレステロールの値に影響している可能性が高いと思います。」
なんかそれ聞いた気がする!と思って後で調べてみたら、確かにホルモン補充治療のパンフレットにも書いてありました。
更年期とコレステロールの関係についてはこちらのクリニックブログがわかりやすかったです
「ですから、今のホルモン補充療法をそのまま続けられて、健康診断などで定期的にコレステロールの値をチェックするのが良いのではないでしょうか。
血管の状態は良好ですから、無闇に薬でコレステロール値を下げる必要もないと思います。
コレステロール値を追っていって、数値が高くなってきたり、高値が長年継続するようなら、内服で下げて血管を守ればいいと思います。」
そんな訳で、私が受け始めたホルモン補充療法は、地味に気になっていた血中コレステロール高値改善の役に立っている可能性も高いということがわかりました。
滝汗改善、骨密度upに続き
これは嬉しい一石三鳥
面倒臭がりの私でも、治療モチベ爆上がり
ホルモン補充療法とのお付き合いは続けられそうです。
さて、良いことばかり書いてきたので、そろそろデメリットと考えられることにも、少々触れておこうかと思います。
続きます。
非常勤の女医さんが「てしま先生に似合いそうな手拭いがあったので」とプレゼントしてくれた青い蝶のキレイ系手拭い♪