●院長休診、特別休診:予定無し
※8/31(水)〜9/7(水) 特別休診を予定しています
●受付人数に制限のある日
8/2(火) 午前、午後
8/15(月) 午前
8/16(火) 午後
スタッフの人員不足のため、上記日程において受付人数の上限を設定させていただきます。上限に達した場合、時間内であっても受付を終了いたします。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
前回記事の続きです。
IPLによる施術1回の後、こんなにもお肌の白さがupした彼女。
でも、この成果はクリニックでの施術だけで得られるものではないのです。
それを教えてくれるのが、こちらの赤みモード写真
赤み写真で赤色が濃いところは血流が多い部位。
血流が多いところはなんらかの刺激により炎症が起きている可能性が高いと判断します。
それを踏まえてこの写真を観察すると、
7月に比べて5月は頬や鼻下の赤みが強いことがよくわかります。
実はこちらの患者さん、治療前は鼻下に割合しっかりとした肝斑が出ていました。
ふたつ上のカラー写真でもわかりますが、こちらのUVモード写真だとより明らかですね
ご本人は「ひげ肝斑」と呼んでいました。ネーミングセンス良すぎか
頬にも広範囲に肝斑が出ていましたが、こちらはむしろそばかすの存在感に隠されて、ご本人はあまり気が付いていなかった模様。
さて、IPLを照射したのは両頬と鼻翼部・鼻背部のみ。鼻下はノータッチです。
したがって、鼻下の肝斑が改善したのは患者さんご本人が鼻下を擦らないように注意したり、内服で炎症反応を抑制した努力の賜物だと考えられます。
UVモード写真を施術前後で比較すると、肝斑の改善度合いは一目瞭然。
鼻下のみならず、頬に広範囲に広がっている肝斑も、明らかに薄くなっています
赤み写真やUV写真をお見せしつつ説明したところ、ご本人はいたく感心しつつ次のようにコメントを寄せてくださいました。
このどこかの民芸品みたいで思わず笑ってしまうような画像から、私の日々の小さな努力を見つけていただけるとは
(T ^ T)
先生に伺うまで、全く無意識だったんですが、私は鼻がくすぐったくなると、アニメのてへへ宜しく、よくこすってしまうのです。診察で指摘されてからは、それを少しでも減らそうと、意識するようになりました。
画像で一目瞭然となれば、サボってもバレてしまうのねと、気を引き締めて、日々のお手入れを続けていきます。励ましの助言、感謝です。
お肌を通して、自分を大事にしている時間に、じんわりと幸せを感じています。
そんな風に幸せを感じてもらえるなんて、こちらこそ治療者冥利に尽きます
結局のところ治療って、患者さんと治療者との二人三脚なのだなと、こういうときに実感します。
どんなアドバイスも、薬も、良いと思う治療方法も、患者さんがそれを実践してくれて、初めて結果につながるもの。
互いに足並みをそろえる努力を、医者側も、患者さん側もうまいことやれるといいのだろうなと改めて思ったのでした。
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