そのチタン、ほんとにチタン? | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

■てしまクリニック 6月休診予定

【院長休診、診療予定変更のご案内】

●保険診療休診日

6/28(火) 午後

上記日程で、都合により午後の保険診療をお休みいたします。

ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

■てしまクリニック 7月休診予定

【院長休診、診療予定変更のご案内】

●院長休診日

7/15(金)   午前

手島院長は休診し、非常勤医師(形成外科医)が診療いたします。

 

●保険診療休診日

7/5(火) 午後

上記日程で、都合により午後の保険診療をお休みいたします。

ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

先日のこと。

『ピアストラブル』で受診した患者さん。耳たぶの前面がただれたようにジクジクしていました。

 

穴を開けたのは今年に入ってからで、アクセサリーピアスはいつも同じものを使っているとのこと。

素材は何ですか?と伺うと

「チタン製です。」

とのお答え。

 

チタンといえば、アレルギーを起こしにくい金属の代表格です。

しかし、患者さんが着けていらっしゃったピアスをよくよく見せていただくと




ポストの接合部とその周辺のヘッド裏側に変色がアセアセ

 

純チタンでは、よほどのことがない限りこのような変色が起きることはありません。

おそらくこのピアスは、ポストのみ純チタンで

ヘッドへの接合部や、ヘッドの裏面の金属は合金を使用しているのでしょう。

 

『チタン製』を謳っていても、部分的にしか使っていない商品は、実は少なくありません。

 

穴を開けて間もないころの耳たぶは、ピアス穴のトンネルの壁が未熟で傷つきやすく、ちょっとした刺激で出血したり、浸出が生じたりしがちです。

こうした液体に触れた金属は、イオン化して経皮的に吸収され、金属アレルギーが成立する原因となってしまいます。

特に、ニッケルやクロムなどを含む合金はイオン化しやすいため要注意!


だからこそ、穴を開けるためのファーストピアスはもちろん、最初のアクセサリーピアスとなるセカンドピアスの選択は重要です。ここでお金をケチったら、ゼニより大事な「健康的に楽しむピアス生活」が遠ざかってしまうかもしれません悲しい


下矢印セカンドピアスの選びかたに関して詳しいことを知りたいかたはこちらを♪


ピアス生活を始めるひとに、知っておいてほしいこと| もものマークのほけんしつ】

http://teshima-hifu-keisei.com/blog/choice-of-earrings/


今回の件でも明らかなように、星の数ほどあるアクセサリーピアスから、安全なものを正しく選ぶのって本当にハードル高いと思います。

だから、当院では開院以来一貫して、肌に触れる部分が純チタン、もしくは良質なプラスチック製の『アレルギーフリーピアス』をご用意しております。



痛い思いをしてせっかく開けたピアス孔。

「知らなかった」を理由に残念なことにならないように。最初の一歩のお手伝いができればいいなと思っていますニコニコ

 

 セールストーク苦手なので、クリニックの診療場面ではそんなにゴリゴリ推しませんけどホントはめっちゃオススメです笑い泣き笑い泣き笑い泣き


 

 

 

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下矢印こちらの記事もご覧ください