こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
『ゲートコントロール理論』という言葉を聞いたことはありますか?
これ即ち
「痛みの伝達経路の途中にはゲート(門)があり、痛みの伝わり方をコントロールしている」
という疼痛理論です。
『触、圧、振動』などの感覚刺激を伝える太い神経線維は、痛みの信号を伝達する経路のゲートを閉じる働きをします。
このため、疼痛刺激のある部位の近辺にこれらの感覚刺激を加えると、疼痛が和らぎます。
足の小指を家具の角にぶつけたら
「うぐぅっ!」
と呻きながら、痛む小指を押さえたり、さすったりすると思いますが、この無意識の行動もゲートコントロール理論に則ったものなのです。
で、小ネタ的便利グッズ好きの私、こんなモノを購入しました
その名も
ブルブルペン。
先端のY字型の部分を押し当てると
ブルブルブルブルブルブル……
と、結構な勢いで肌に振動が伝わってきます。
名前のまんま過ぎて笑えます
しかし、笑ってないで、Y字の間の肌を鋭利なものでツンツン突いてみると
痛みがだいぶ軽い!!
ブルブルしてない時の半分以下!!
こちらの機械
ボトックス注射、手術の局所麻酔、レーザー治療、水いぼ除去などの痛みの緩和に役立つのでは?
と期待しての導入です。
どストレートな名前も嫌いじゃない!!
肌に触れるY字型のアタッチメントは取り外し可能で、消毒にも高圧滅菌にも耐えられるという流石のクオリティ。
感染対策もバッチリです
手術や処置で色々と使ってみて、患者さんの感想をぜひ聞いてみたいと思います。
痛み、どうせなら軽いほうがいいですもんね…
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