アクティブ介護文京@文京シビックセンター | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪


こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ




昼休みの間に、文京シビックセンターで本日開催中の、介護イベントを見に行って来ました。



てしまクリニックも開院後7年が経過しました。

わたしも歳をとりましたが(爆)

通院している患者さんも同じだけ歳を取り
お元気だった方が要介護になっているケースも少なくありません。


例えば、ご自宅でずーっと座りっぱなしの方が

「お尻の皮膚が固くなって乾燥して割れたり剥けたりして痛い。」

なんてお悩みで受診されることもあります。

この場合、ただ傷に塗る薬や、保湿剤や、患部を保護する材料を出すだけでは根本的な解決にならず

お尻にかかる負担を減らしてくれるようなクッションや、姿勢を保持するためのグッズを日常生活に取り入れる必要があります。

そもそも、座りっぱなしの状態をなんとかするにはどうしたらいい?ってところも考えなきゃいけない。

もちろん、こうしたことはケアマネージャーさんに介入してもらい、皆様それぞれの生活環境に合わせた支援を受けることになるわけですが

どんな感じのグッズが今あるのか、とか
ぶっちゃけいくらくらいで利用できるのか、とか

そういう具体的なところを、ざっくりとでも知りたいなあ真顔

と思うのは、おそらく性分なのでしょう(笑)


まあ、日常に近いところで患者さんの健康を守る仕事をしている町医者として

この分野の知識があって役に立たないことは無かろう

と思うわけでもあります。


会場には、介護用品を販売・レンタルしている会社の営業の方がいて、こういったグッズを生活に取り入れるためのステップについて、色々教えてもらえました。



また、杖などの歩行補助具や車椅子の展示コーナーには
『足漕ぎ車椅子』
というものもありまして


なんでもやってみたい46歳。試乗。


しかし


大学病院時代に回診用の台車を押せば患者さんのベッド枠にぶち当て

一緒に回診している先輩ドクターの足を轢いていた私。

扱うものが車椅子であれ、運転が下手くそなことは変わらず

ニコニコしながら会場を運転していた割に、同行していた当院スタッフの看護師からは

「せんせい危ない危ない!!ガーン

と言われていたとかいないとか。


↑写真撮ってる看護師に突進した時。なんでか満面の笑み。


車と名のつくものには出来るだけ近寄らないで済ませるほうが、世のため人のためかもしれません。わたしの場合。




この車椅子の名誉のために説明しておきますが

操作法はとてもわかりやすいし(説得力なくてゴメンよ…)、何より運転していてたいへん楽しかったです。

「使っていて楽しい」は、利用者にとって大事な要素ではないかと思います。

こういう器械があるのはいいなあと、私などはシンプルに感心したのでした。