旅行先でケガしたら | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

こんにちは。

 

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

 

ようやく秋らしい涼しさがやってきたような


このまま一気に冬の寒さに突入してしまいそうな


めっきり春と秋が短くなってしまった日本。悲しい…。




さて、秋といえば行楽シーズン。


今週末はお天気が今一つのようですが

旅行やレジャーで遠出されるかたも多いのではないでしょうか。

 

 

年間通してケガ・やけどの患者さんが来院するてしまクリニック。

ことに連休明けには

 

「出先でケガをして地元の救急外来で処置してもらったけど

東京に戻ったら近所の病院を受診するように言われました。」

 

という患者さんが一人二人いらっしゃることも珍しくありません。

 

日常生活の中でケガしたって、とってもアタフタするでしょうに

それが旅先となるとさぞかし....と思いますあせる

 

帰宅して初めて、先行きを心配する心の余裕が生まれるようで

 

「顔のケガなので、形成外科を探して受診しました。」

「湿潤治療が良いと聞いて、ネットで検索してこちらを見つけました。」

 

というかたも。



旅行先で怪我して現地の病院で救急治療してもらう場合


担当した医者が、ケガやヤケドに詳しい人間である確率は極めて稀です。



これはもう、需要と供給のバランスから考えて仕方のない話。


なので、不安があるなら、可及的速やかによさげな病院を受診し直すしかありません。



ケガやヤケドを負う、ということは

皮膚になんらかのダメージが加わったのとイコールなので、そのダメージによってある程度まで

その後の経過は限られてきます。


有り体に言って


ほとんど分からなくなるところまで治るか

どうしてもある程度の痕が残るかは

受けたケガで決まるところが大きく


ぶっちゃけ頭打ちなのです。



ただし!


頭打ちなりに


その天井の位置を

上げることはできないまでも

極力下げずに済ませるもの



それが適切な治療です。


やはり、心配ならば放置せず、治療経験の豊富そうな施設の門を、それなりに早めに叩くのがオススメです。

(注 通常の診療時間内に、ですよ。念のため。)



今週末は3連休。


皆さま、気をつけてお出かけくださいねニコニコ