保険・自費の一般診察は行っておりませんのでご注意ください。
※やけど、けがなど緊急を要する場合は、まずクリニック受付にお電話ください。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
湿潤治療の「困るぜ!」ネタが豊富過ぎて
手元のカードを切りまくっていたここ数週
まるで
湿潤治療嫌いなの?ねえホントはどうなの??
と思われても仕方のないような状況の当ブログですが
そんなことは全くございません。
今日は久々に
「やっぱりいいよね!湿潤治療。」
と全力で実感した患者さんのご報告。
患者さんは73歳の男性。
3月半ばにスキー場で転倒し
両前腕を盛大にすりむいたそうです。
長袖スキーウエアを着ての受傷ですから
傷の汚染はそこまでなかったとのこと。
帰宅されてから近所の皮膚科を受診し
消毒+軟膏+ガーゼの
THE 旧式な創傷治療をうけ
「自宅では濡らさないように気を付けて
また金曜日に受診してください。」
と指示されたとのこと。
が、しかし、その金曜日に
「いやー、今日外出したら、ちょっとそこに受診する時間無くなっちゃって。
出先に近かったこっちに来さしてもらいました。
どうもすみませんねー。」
そしてわたくし、この治療法については
とっても得意でございます!
いや、ふだんここまで言わないんですけども(笑)
なんせガーゼがはがれたときの患者さんの腕が
ずる向け&一部乾燥して皮膚壊死&ドレナージ不良で感染
という三重苦だったもんで。
これを湿潤治療で治さないという
選択肢があろうか
いやない
みたいな。使命感にかられてしまった次第。
ただ、患者さんもそんな私の大風呂敷で
「へえええ!そんなに上手に治療してもらえる病院に
偶然来たなんて、私はラッキーですねえ!!!」
(いや、こんなケガしてる時点でラッキーじゃないと思う←心の声)
なんておっしゃるから
余計に頑張ろうという気持ちになるわけです。当然です。
はい、私、医者としてベストを尽くします!
だから患者さんも一緒に頑張りましょう!!
「ところで先生」
はいはいなんでしょう?
「わたし、来週末、山に登れますかね?」
……はい????
ちなみにその時の患者さんの腕
これですからね
(※苦手な方は閲覧禁)
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