こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
セカンドピアス選びについて書くと予告した前回ですが
その前に
本日は、ファーストピアス(穴を開けるためのピアス)を外してからのおはなし。
前回記事でも書いたとおり
出来立てほやほやのピアス孔は非常にデリケート。
ピアスの通り道の壁も薄く傷つきやすい状態です。
初めてピアスを入れたひとの場合
「ピアスを入れる」という行為自体に慣れていないので
通り道に沿ってまっすぐ軸を差し込むという
一見単純な作業もなかなかの困難をともなうものです
朝の忙しい時間
慌ててピアスを入れようとして
ぐいっと差し込んだ瞬間「イテッ!」となる。
もしくは
着替えのときに衣類に引っ掛けてビッ!と耳たぶが引っ張られる
ピアスあるあるです。
こういった刺激で小さく傷がつくと
通り道が腫れて狭くなり
ピアスの出し入れがさらに難しくなります。
なので、当院でおススメしているのは次の方法。
ピアス孔が安定するまで、ピアスを外すのは1日1回、入浴時のみ。
夜の入浴前にピアスを外し、耳たぶをしっかり洗う。
お風呂から出て髪を乾かしたら、すぐにピアスを入れる。
この際、軸にワセリンを塗ってからピアスを入れると、潤滑剤になってスルッと入りやすい。
朝のあわただしいときに慣れないことをしたら
そりゃ事故も起きるってモノです。
しばらくは夜、余裕のある時間帯に
落ち着いてピアスの相手をしてあげたほうがいいのではないでしょうか。
当院には
「ファーストピアスを外してほしい」
と希望して受診する患者さんも
しばしばいらっしゃいます。
病的な状態に無い場合も多いので、診察料は自費(約1000円)になりますが
ここまで記事にかいたような注意点を説明しつつ
セカンドピアスの入れ方も丁寧に指導しています。
プロペトも院内処方でお出ししているので
安全・安心なピアスライフを送りたい人は
お気軽にご相談くださいませ
院内処方のプロペト
さて、次回はいよいよセカンドピアスを選ぶときのポイントについて。
お楽しみに