日々の鍛錬、なのだと思う | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪


こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまです


昨日の記事

Facebookでシェアしたら

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いいね!100越え。

友達たくさんな方ならいざ知らず、私にとってはめったにない、というより覚えがない数値。


コメント欄も

「そうだそうだー!」というのもあれば

「自分も親としてやっちまったー」というものあったり

「うちの子はしゃべらせようとしてもしゃべらない!」というお悩みもあったりで

読んでいてふむふむふむと参考になりました。


ありがたいことに

「こんな風に話を聞いてくれる先生ならいいよねー。」

といったお褒めの言葉もたくさん頂き

ひとり身悶えして照れる私(←キモチ悪い)


でもたぶん、そんなエライもんじゃないんです本当は。

開業してそろそろ4年。

我ながら上手に話ができた!と思えた時ばかりではありません。

どうしてもわかって貰えなくて、内心イライラした時だってある。

内心どころか、多分表面に出てしまったこともある。

そんな自分を反省して激しく落ち込んだこともある。


逆に、自分の言葉で、患者さんの表情がパーッと明るくなったり

ものすごく攻撃的だった人が、最後に笑顔を見せてくれたりといった

自分、よくやった!と思う瞬間もある。


おそらくそんな日々の積み重ねで、今の自分の診療スタイルができているのだろうし

これからの出会いでそれもまた変わっていくのだと思います。

開院以来13000人超の患者さんに出会い、鍛錬して今がある。

ヒヨッコ院長が、小さいトサカのニワトリくらいまでに成長できたのは

患者さん達のお陰です。


そして、我が子が人前でちゃんと説明できない、と嘆く親御さん。

まずはやらせてみたらどうでしょう。


できないから、代わりに親の私が、じゃなくて

わけわからん説明したら恥ずかしいから、という気持ちもひとまず抑えて。


意外と、やれちゃうかもしれないし

やっぱり、しゃべれないかもしれないけれど

きっとお子さんの中には「自分のこと」という自覚が芽生えると思います。


親御さんの不安を、横に置いておく。まずは、そこから。


間、やらなきゃ出来るようにはならんのです。


千日の稽古をもって鍛とし、 万日の稽古をもって錬とす by 宮本武蔵


これもまた日々の鍛錬、なのだと思います。


親御さんにとっては、自分の不安を抑えることが、ある意味鍛錬なのかもしれません。

ちなみに息子2人の親としての私は、もちろんそのお仲間です(汗)


一緒に、修行にいそしみます、ハイ。