こんにちは。
このところ記事upのペースがゆるゆるな
もものマークのクリニック院長 てしまです
タイトルはこの本のパクリ。
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ヨシタケシンスケさんの絵本、好き
当院ではしみの自費診療も行っております。
患者さんが受付で
「しみの相談希望です。」
とおっしゃった場合、受付スタッフはきっと次のようにお願いすると思います。
「はい。それではまず、こちらの問診票にご記入ののち
メイクをすべて落としてください。」
ちょ!待っ!!
それってスッピンになれってこと!?
Σ(゚д゚lll)
と心中ひるまれる患者さんは、決して少なくないのではと。
中には
「私が取りたいシミは、ここだけなんですけど。それでも全部落とさないとダメですか?」
と心中ひるまれる患者さんは、決して少なくないのではと。
中には
「私が取りたいシミは、ここだけなんですけど。それでも全部落とさないとダメですか?」
とおっしゃる方もしばしばで。
それでも受付スタッフの
「お顔全体のお肌の状態を見るために、ノーメイクは必須なんです。すみません(にっこり)。」
という丁寧でありつつも譲らない対応で、
落とせる方にはパウダールームへ足をお運び頂き
やんごとない事情で落とせない方には、すみませんがまた今度、とお引き取り頂くこともあります。
私自身が患者さんならば「お顔全体のお肌の状態を見るため」と説明されただけでも
「はいはーい」
と化粧を落とすので
(そもそも日ごろファンデどころか基礎化粧品も全くしていない顔面裸族ですが何か?)
特段対応マニュアルみたいなものは作っていなかったのですが
ごくごくたまーに
「何でですか?!」「いやそれは正しい診断のため....」「だから何で!?」
と受付で押し問答になることもあるらしく
それって、お互いにとって時間の無駄だし不幸
と思ったので、こりゃちゃんと納得のいく説明を示しておくべきかもねと遅まきながら考えた次第。
しみ相談ですっぴん診察をお願いする一番の理由
それは
肝斑のあるなしを確認するため
です。
肝斑とは、頬や額、鼻下などにモヤっと左右対称に広がる薄茶色のくすみです。
ホルモンの影響、ストレス、摩擦刺激などで生じるとされますが、はっきりとした原因は分かっていません。
そして、肝斑のある患者さんでは
レーザー後の色素沈着が高い確率で発症する
と報告されているのです
困ったことに
レーザー後の色素沈着って?という方にはこちらを
よほど濃い肝斑でない限り、くすみ感はベースメイクで簡単に隠されてしまうので
やはり
しみの診察ではすっぴん必須
と考えます。
と、いうわけで
と、いうわけで
しみの相談ご希望の方はご協力のほど
よろしくお願いいたします
すっぴんで来院しなくてもいいですよ~。
パウダールームにはメイク落としをご用意しております
落としたメイクを直す道具はありませんのでその辺はご自身でご用意くださいませ
悪しからず。