親子だからこそ① | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪


こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまです


愛知のキャリアコンサルタント、柴田朋子さんのブログを愛読している私。

ちょっと前のこの記事が、なかなか沁みました


いっぱいいっぱいだったあの時 |柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~

/juno-career/entry-12075973366.html


柴田さんの過去のケースとどんぴしゃ!
という人もいるでしょうし

完全合致ではなくとも

ああ、親とのこういう雰囲気のトラブルあったあった……(涙)

という読者の方も多かったのではと。


私もその1人で、そしてそういうトラブルの心当たりはひとつやふたつではなく(苦笑)

大きいのも小さいのもありました。
ってゆーか現在進行形でもあります汗

でも、それって親子がお互いの人生を生きている以上、当たり前だよねとも思っています。

こんなこと書くと、まるで私が実親と冷たい関係にあるように聞こえるかもしれませんが

たぶん一般的にみると、かなり良好な親子関係です。

私、超手のかからないお利口さんな女子でしたから(爆)

そして親も、ある意味一本スジの通った骨太なひとたちですから

尊敬もしているし、人間として好きです



それでもやっぱり、難しいことってちょいちょいあるもんです。

親子なのに、というより、親子だから。



ひとつ、私が未だに根に持っていることがあります(笑)


それは、私がクリニックの開業を決め、開業に向けてバリバリ準備を進め始めた4年前のこと。

ふと気付いた私。

そういえば、実両親に言ってねーや


そもそも開業資金はコツコツ貯めた貯金と融資で賄えそうなので
親からの資金援助も必要なく

夫とその両親は

いいじゃんいいじゃん!クラッカー
やらないで後悔よりやって後悔!!
こども(孫)のことはまかしとき!!!

と、もろ手を挙げて背中を押してくれていたので(ありがたや……

実の親に開業の話をするのを、本気で忘れていました。


で、ある日のこと

実家に1人で行った時、母に向かって言いました。


私、クリニック開業することにしたから。
来年5月ごろの予定ね。

と宣言。

びっくらこいた母親

ちょっとあなた何その話、全然聞いてないけど。
いやそれは、いつか開業したいっていうのは聞いたことあったけど。


うん、だからその時期が、今かなって思って。

サラッと返した私に母の顔色が変わりました。


あなた、そんなに大事なことを簡単に決めて良いと思ってるの??

自分がやりたいからってだけで動いて良いわけじゃないのよ!

こども達のことも少しは考えているの!?



カッチーーーーーーーン
(-_-#)


そもそもですね

私が本気で開業しようと思ったのは、あの、東日本大震災がきっかけでした。

地震が起きた日は、たまたま午前勤務で自宅の近くまで戻ってきていたから

当時保育園にいた息子達の迎えにもすぐ行けました。

でも、その頃の私は、複数のクリニックを掛け持ち、外来バイトで生活費を稼ぐ身。

バイト先の場所も、都内ではあるものの結構遠かったし

その後しばらく地震の影響で

「外来、今後の展開が明らかになるまで来なくてもいいです」

と言われ

それって収入ゼロってことで(^^;;


で、いきなり時間が出来て、いろいろなことを考えました。

やっぱりバイトって、いざという時弱いなという危機感。

そして、こども達が小さいうちは、出来れば保育園や学校の近くで働きたい
という想い。

安定した収入が得られて、働く場所を選べる

そのためには、いっそ開業しちゃった方が良いんじゃないか?



そんなことを考えての決断だったから、母親の発言には瞬間湯沸かし器のようにアタマが沸騰しましたわ。


あら、思いの外長くなっちゃったあせるあせる
続きます


当時、5歳と2歳だった息子達も今はこんな感じ。大きくなるのは早いなあ。
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