冬の風物詩@形成外科 | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

「風物詩」なんて、なにやら風流な趣のある響きですが

内容的にはまったく風流さはありません^-^;

寒さとともに、今年もやってまいりました

湯たんぽでやけど

本日の患者さんは10歳のかわいらしい女の子。

下腿湯たんぽやけど

うう痛そう.....


土曜日の朝起きたらよくわからないけどふくらはぎに傷ができていた

のだそうです。
話をよくよく聞いてみると、金曜日の夜寒かったので、布団に湯たんぽを入れて寝た、とのこと。ショボンヌ

湯たんぽやけどの患者さんがクリニックに現れるようになると

今年も冬が来ましたね......

という気分になります。

せめてこのブログを目にしている皆様は

ぜひこの言葉矢印を忘れないでください!

湯たんぽを布団に入れたまま寝入らない

これ鉄則!
でも、クリニックで話すと

「えっ!そうなの!?」
と驚かれることのほうが多いのですよ

最初は体から離して置いたはずの湯たんぽ。

しかし

いったん本人が眠り込んでしまえば
どこに体が移動するかなんてわかりません。
湯たんぽに触れた状態で長時間経過すれば
低温やけどまっしぐらです

低温やけどは深くまで炎症が達していることも珍しくないので
治るのにも時間がかかるし

深ければそれだけ跡も残りやすいのです

湯たんぽは人が入る前の布団を温めるためのもの
と思ってください。


今までなんともなかったし~
なんて思っているあなた

ただ運がよかっただけです(キッパリ)

どうかどうかどうか

皆様お気をつけて