![矢印](https://emoji.ameba.jp/img/user/mi/mikan0318/64179.gif)
この中で
「美容診療と保険診療って違うよね」
と書きました。
ただこれ、記事を書き始めたら
とても一筋縄ではいかないテーマってことに気付いた私
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
しばらく細切れで
「美容診療と保険診療」
について書き綴ってみようかと思います。
まずは
そもそも保険診療って何なの?
ってことから始めてみます。
「保険診療」で治療の対象となるのは基本的に
「病的」と考えられる状態。
なので、目的はシンプルで
「病的」な状態から
「健康的」と思われる状態を目指すこと。
もちろん何を「健康的」と考えるかは
人それぞれですし
必ずしも万人が同じゴールに到達するわけではありません。
でも
ある個人が何かしら健康上の問題を抱えており
それが大多数の人にとって
「確かにそれは困るよね」
と判断されるような状態で
それを改善するために要した医療費の
一部を患者さん本人の払うお金
残りを皆から集めた保険金で補いましょうというのが
ざっくりとした医療保険の仕組み
と私は認識しています。
(かなりざっくりですが
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
要は
ある人が健康でいられず困った状態を
他人の金も使って治す
訳なので、そこには当然ルールが必要。
そのルールの範囲内で医者は保険診療を行っている訳です。
ときどき
「他の病院で、シミの内服薬を保険で処方してもらっていたので
こちらでもお願いします。」
と希望されて受診する患者さんがいらっしゃいますが
私、お断りしています。
断るとたいてい嫌な顔をされてしまいますが、気にしません。
「うちでは美容のお薬は、自費でしか出せませんよ。」
とご説明をして、それでも構わないとおっしゃる方には喜んで処方します。
だってさ
年齢に伴う美容上の衰えは、病気じゃないもん
病気で困ったときに助け合うための仕組みが保険診療だもん
綺麗でいるための努力、大いに結構
でもそれ、自分のカネでやらなきゃ駄目だから
という訳で
美容目的の治療に公的な保険を使おうっていう根性が間違ってる
と思うワタクシなのでした。
まあ、一番ダメなのはそういう薬を保険で処方した医者なんだけどね
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/043.gif)
今日の午前はのんびりペースでした。
午後は、どうかな?
秋ですね![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/312.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/312.gif)