やればできたけどたくさん学んだこと | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪


てしま皮膚科・形成外科には、通常2人の医療事務スタッフがフルタイムで勤務してくれています。
どちらも笑顔が素敵ドキドキかつ臨機応変キラキラに対応できる、愛すべきひと達

でも、そのうち1人が体調を崩し、残った1人で無茶苦茶頑張ってくれていました。
派遣の職員を探しても、なかなか見つからず…汗
以前お手伝いをしてくれた非常勤の事務スタッフにも緊急でヘルプをお願いしたりして、何とかしのいでいたのですが、
昨日もう1人もとうとうダウン叫び

残されたのは、
院長てしまと3人のナース。
誰ひとりとして、新患登録やお会計をしたことの無いメンツガーン
でも、やるっきゃないメラメラ

とりあえず、病欠中のスタッフに電話をかけ、レジの開け方から確認する私。
そこからかい!!
ええ、そこからです。

看護師は掃除その他の準備を進め、患者さんの受付からの流れを確認して、さあスタート。

いつもより10分遅れで受付開始あせる
でも、ことごとく分からないことだらけで、最初の患者さんの診察をようやく始められたのが9時45分ごろ。

たぶん、朝イチで受付した患者さん達が、一番被害を受けたはずです。
1時間以上お待たせした上、会計もノロノロで、本当に申し訳ありませんでした

午前診療が終わった時点で、4人でヘロヘロでした。
午後、どうする?という話も出ましたが、完全に閉めてしまうのはあんまりな気がする。かと言って、非常勤の看護師が1人帰った状態で通常の6時まで受付するのはかなり厳しい。

相談の結果、緊急事態につき受付は5時に終了することに。
エレベーターや自動ドアにも貼り紙でその旨掲示して、午後の診療も何とか無事に終えることが出来ましたDASH!

5時過ぎてクリニックに来院された患者さんには、大変なご迷惑をお掛けしてしまいました

また、午前中の大混乱中、長時間お待たせした患者さんや、せっかく受診して下さってのに「日を改めますね」とおっしゃって帰られた、たくさんの患者さんにも、心からお詫び申し上げます

今回、改めて身に沁みたのは
病院て、医者がいるだけじゃ成り立たないよね
という、至極当たり前のこと。

受付、新患の登録、保険証の確認、会計処理、電話対応、他にもたくさんの雑用

これらを普段引き受けてくれている医療事務スタッフって、ホント有難い

そして、そんな事務仕事の大変さを目の当たりにして
「いつもこんなに色々やってくれているんですね~。」
と、私と一緒にボー然となりつつ、
全くやったこのとのない受付業務でも、四の五の言わずに真摯に取り組んでくれたナース3人(もちろん通常の看護師業務もこなしつつあせる)。
彼女達の目覚ましい働きがなかったら、本当にクリニックを開けられませんでした。

よく
院長は孤独だ(あえてのブルーなフォント)
という言葉を、開業した医師は口にするし、確かにそういう面もあるとは思うけれど

その一言で壁を作っているのは、医者の方なのかもしれません。

同じ病院で働くスタッフが、日々どんな仕事をしているのか、そこから何を感じるのか

それに思いを致すのは、きっととても大切なことで、そこにこそ気付きがあり、良質なチームワークを生み出す源でもあるんじゃないか

『孤独』なんて言葉に酔っている暇があったら、一日受付で働いてみな!

と、今なら胸を張って言えるぞ、私(笑)

そんなことを思った一日でした。