レーザー治療後の色素沈着、綺麗に治るとこんな感じ | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

「シミのレーザー治療後は、炎症後色素沈着が必発です」
とか
「夏は紫外線の影響でレーザー後の炎症後色素沈着が強く出やすいので要注意です」
など、
クリニックでレーザー治療を希望した患者さんには必ず説明する
『炎症後色素沈着』。

日本人のような黄色人種の肌は、外的な刺激を受けた部位がメラニン色素を過剰に産生し、茶色くくすみやすいという特徴があります。
やけどや擦り傷などの跡が茶色くなるのが、それ。
レーザー治療も残念ながらその例外ではないのです。

そう言われても、実際どんな感じなのかイメージ湧かないわよ!

と思われる方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなアナタのために贈ります。
題して
『写真で追跡!典型的なレーザー後色素沈着の経過~綺麗に治ったぞ!!編』
(なげーわ)

患者さんは50代の女性。
右の目尻のシミをQスイッチルビーレーザーで治療しました。

治療前: 右目尻に薄茶色のシミがあります。



治療後1週間: シミがかさぶたになって取れました。



治療後4週間: シミの取れたところに茶色く色素沈着してしまいましたあせる
この患者さんは元のシミがそれほど濃く無かったので「治療前より濃くなった!叫び」と心配になったかもしれません。


治療後12週間: お!色素沈着がだいぶ改善していますラブラブ


治療後24週間: レーザー後の色素沈着は、綺麗に消えましたチョキめでたしめでたし。



治療前後で比べると、目じりのシミが綺麗になったのが一目瞭然ですねニコニコ

「写真、ブログに掲載してもいいですか?」とお尋ねすると
どうぞどうぞ~音譜と二つ返事でした。ありがとうございます。

途中、炎症後色素沈着が強く出た時には、医者も患者さん同様ドキドキでした。
この患者さんのように、きちんと消えてくれると、心底ホッDASH!

中には半年を過ぎて、1年近く経過してもなかなか消えきらない色素沈着もあるんですよ、これが。
そのうち、そんな難治性のケースについても、写真でご紹介出来ればと思っています。