腫れたおできも流行病? | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

流行病、「はやりやまい」と読みます。
一般的にはウイルスや細菌などによって人から人にうつる感染症のことを言います。

が、
クリニックで勤務していると
「これって流行病だったっけ?」
と言いたくなるくらい、同じ疾患の患者さんが立て続けに受診することがあります。
うつらないはずの病気で。

例えばじんましんや帯状疱疹。
季節の変わり目や、年末、年度末などの忙しい時期になると、患者さんが増えます。
これらの病気はストレスの影響が強いようです。

それからやけど。
これは寒くなるとてきめんですね~汗
1日に3人の湯たんぽ低温やけどの患者さんが初診で来院した時には、本気で「湯たんぽ性低温熱傷」という病名をカルテに入力したくなりました。ないけど。

そして、ここ数日私の中で流行病認定されているのが
炎症性アテローム。
分かりやすく言えば
腫れたおでき。

これはやけどと反対に、気温が温かくなってくると決まって増えますガーン
汗をかいて肌が湿っぽくなったり、体温も上がって菌が増えやすくなったりするんですかね?直観的にはそんな印象。

炎症の程度により、抗生物質の内服で3日ほど様子を見たり、すぐに切開しちゃったりと対応は色々なのですが、これだけは確実。
腫れ方がひどいほど、処置は痛いです叫び

なので、おでき持ちを自覚しているひとで、何だか最近違和感が出て来て、
これちょっとヤバくね?
と思ったら、早めに診てもらった方が吉です。たぶん。

出来れば、こちらのサイトで紹介されている医者のところの方が、痛いにしても遥かにマシな治療をしてくれると思います。参考まで。