皆さんこんにちは!
アメリカで出会った中華系インドネシア人を夫に持ち、夫の故郷に暮らす日本人マダム まみーです。
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
このブログは2024年の年明け早々に、またもや日本一時帰国をするというチャンスに恵まれまして、その時の思い出を回顧しつつ綴っているわけなんですがぁ、日本へ行くきっかけのおおもと、「バリ島へなぜ行ったのか」の理由の回でございます。
2022年の5月、インドネシア政府は突如国籍に関する政令を改正しまして、インドネシア人との国際結婚で2006年7月31日までに生まれている子供は、入国管理局を管理する法務人権省に登録していなければ(パスポートを持っていてもインドネシアの)国籍を持っているとは言えないから、法務人権省にもしかるべき登録をしなさい! という通達があったんです。
それも、2024年の5月までに手続きをしなければ、罰金Rp50Juta(日本円で50万円弱)を支払わなければならないという脅し付き。
そんなこと言われたら、やっぱり焦りますよね。
当初、長男は交換留学生として韓国に行ってるし、インドネシアに帰国する直前(2023年5月)ぐらいからボチボチ準備をはじめましたが、まぁ時間がかかるかかる。
いろんないちゃもんをつけられ、ついには再婚もすることに…。
(この内容について知りたい方はこちらをお読みください)
法務人権省に提出する書類をやっと揃え申請をしましたら、(2023年の)11月ぐらいにまたもや面倒な回答が返ってきたのです。
なんせね、長男はアメリカで生まれていますので、日本以外にアメリカ籍も持つことができるんですね。
となると、3重国籍。
日本籍の方は領事館から書類を発行してもらっていたので良しとして、アメリカの方からも国籍離脱証明を出してくださいという内容だったんです。
それがまた面倒なんですよ。
アメリカ大使館でまず面接。
その面接に基づき書類が発行されワシントンに送付されます。
送付後各種手続きを終えるまでに半年ぐらいかかるとか。
費用が$2,750 (日本円で40万円強)
私たちにとってはかなり高額で泣けてくる。
しかも、その費用を払っても、確実に離脱できるかどうかはわからないという・・・。
えーそんなことってあるのぉ?
どうせ、長男は大学卒業後日本で就職したいと言っているし、ビザの手続きやら何やらで面倒くさくなるくらいなら最初から・・・、というわけで、長男はインドネシア国籍選択をあきらめ日本国籍を取ることにしたんです。
となると、日本国籍を持つために「国籍宣言」をしなければならないわけで、その作業は管轄地域のバリ島日本領事館でするわけです。
ついでに今持っているパスポートの更新もしちゃおう。
あ、娘の日本パスポートも更新しなきゃ。
娘ちゃんが行くってことは、当然まみーもついていくわよね。
バリまで行くんだったら、ついでに日本までのチケット探しちゃおっかなー
あら、お正月早々意外と安いのあるじゃないの。
っとまぁ、日本国籍を取るとなったらスムースな流れで、ついでに日本行きを決めるのもあっという間の流れでございました。
長男は、次のセメスターで卒論を仕上げ、うまくいってくれれば卒業の見込みでございます。
日本と違うのは、インドネシアでは大学入学は簡単ですが卒業は難しかったりするわけです。
また、卒業が決まったとしても、卒業式はその半年後に行われるというね、そのシステムよくわかりません・・・。
とりあえず、長男は日本国籍を取得することができました。
あ、次男は日本に生活しておりますので、そのまま日本国籍を取得する予定です。
夫くんはいささか寂しそうではありましたが、義父にその内容を話してみたら
「ここじゃ、仕事探せないししょうがないよね。」
って、案外あっさり納得してくれてました。
インドネシアに帰って来たかったら、貯金たくさんしておきなねって言っておきました。
ビザ、帰化申請には相当な費用がかかりますからね。
とりあえず方向性がきまったので、後は好きにやって欲しいと思います。