うちの息子 注意欠如なんです | 進学塾もみの木のブログ

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宮城県石巻市の進学塾もみの木です。
塾長、スタッフが小学生、中学生、高校生の授業や受験を通じて、
思う事や感じることを紹介します。
また、思春期の子どもの子育て・受験勉強中の子どもを持つお母さんへ、役立つ情報を提供しています。

私の子供は注意欠如の持ち主です。

注意欠如とは...

注意力が足りない。落ち着きが足りない。日常生活に支障をきたす。
好きなこと以外には集中力が足りない。興味関心がない。

 

2才ころから、もしかして...と思いながら子育てをしてきました。

既にもみの木で働いておりましたので、

少なからずADHDについての知識はありました。

10年以上も昔のことでしたので、
当時私に知識があっても、

年配の保育園の先生には理解していただけず、
心無い言葉に深く傷ついたこともありました。

病気のことを頭では理解していても、
周りのお友達と同じことが出来ない現実を目の当たりにすると
心が苦しくなりました。

現在の息子は...

病気そのものに変化はございません。
運動はものすごく苦手。
忘れ物は、ほぼ毎日。その他色々あります。

しかし、
病気を武器にして成長したことも沢山あります。

 

塾長鈴木の力もあり、学力偏差値は65以上。

跳び箱が飛べなかったときは、

勉強して頭で理解してから体育に取り組み5段まで飛べるようにもなりました。


忘れ物をしたときは、自分で手帳に書き込み、

次の日には解決するように気を付けています。
常に手帳は持ち歩いてメモを取っています。

 

私が子育てで気を付けたことを振り返ってみました。
注意欠如の
好きなこと以外には集中力が足りない。

興味関心がない。

真逆に考えました。
好きなことを好きなくらいしてもらいました。
レゴが大好きだったので、いくら投資したかわからないくらい買い与えました。


3歳くらいから読み聞かせの本は、
ドラえもんやコナンの歴史の漫画本でした。


地図が大好きだったので、

あらゆる地図帳を買って、
漫画本の時代背景と地図を照らし合わせました。

 

お陰で、県庁所在地やらご当地の有名なもの

川や山脈など詳しくなりました。

 

習い事は数多くやってみました。

(興味のないものはすぐに辞めました。)

学習塾、幼児教室、水泳、英会話、そろばん、ピアノ

プログラミング、サッカー、陸上、体幹を鍛える体操

 

長く続いたのは、ピアノとプログラミングでした。


塾に関しては、辞める選択肢は与えておりませんでしたので、

通うのが当然のことのように思っていたと思います。

 

あるゆることにチャレンジさせて
失敗は反省の材料に
興味・関心を持ったものはとことん一緒に追求しました。
 

特に大事にしたことは、病気について理解させることでした。

 

現在も伝えきれないくらい大変なことはありますが、

しかし、誇れるところもたくさんできたと思います。

 

同じような子育てに直面しているご家庭のお役になれれば幸いです。


長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。