ハリネズミの眼球摘出 術後10日目 | むっちぃのお休み処

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どんな わくわく(σ//▼//)σドキドキに出逢えるかなぁ~

ときどき 小動物 ハムスター&ハリネズミ


口腔内扁平上皮により
眼球への圧迫による
突出や 破裂を起こす前に
圧迫の兆候を確認後すぐ
眼球摘出手術を受け
術後 10日目の状態です

上の ↑
写真は  まぶたを開いた時


術後は とっても順調です
術後の検査で
動物病院を受診するのは
来月の2週目なので
それまでの 術痕チェックも
体調管理も まるっと
飼い主に 委ねられてるのです
*変化があれば連絡後受診

術後のための投薬は ありません

扁平上皮癌のための疼痛管理で
いままで通り
痛み止めのみ 服用してます


まぶたの中の
黒い点は 縫合糸です
(術後 5日目の写真)

術後  獣医師さんから
体液が出たりして
汚れることがあるかも
...と言われましたが

まぶたから
何か 漏れだすってことは
まったく 無いです



まぶたは きちんと閉じますが
ケア中は
ピッチリ閉じてる写真
なかなか
撮れないですねぇ~

眼球は 無いけど
薄目で チラ見してる感覚かな?
清拭前の写真なので
首回りの被毛の着色は
ヨダレです

口腔内扁平上皮癌は
癌成長時に  自壊し
この時に 出血があります

成長期以外は
患部から 膿が出るのは
口腔内扁平上皮癌なら
あたりまえの症状だから
私は  気にしない

飲み込んじゃうより
ヨダレで 出してくれるのは
口腔内環境のためにも良いし
ありがたいし
キレイにしてあげると
スッキリした表情が見れて
ケアの時間も
嬉しい  ひとときです



腫瘍減量手術を受けると
進行が 早まりがちなのですが
幸い  腫れは 変わりません

根本治療の全摘出ではなく
あくまでも  緩和のための
減量手術なので
扁平上皮癌は 消えてません
引き続き
腫瘍抑制を 頑張りながら
苦痛の緩和を第一に
疼痛管理を しかっかり
コントロールしながら
穏やかな毎日を
おくってもらえるように
飼い主  全力投球です



はりたの眼球は
手術当日に
お持ち帰りしています
この先
必ず くる
その日が来たら
はりたに 返してあげるんだ


 眼球の摘出手術は
周りの組織のダメージによっては
摘出しなければならない
範囲は増えます

眼底は 無事か
周りの組織の炎症と損傷
少なければ
少ないほど  良いです



癌細胞と 闘うとは
【炎症】との闘いでもあります
闘う細胞のためにも
身体の あちこち 炎症してたら
細胞も 力を発揮できないよね

*コミックやアニメの
    はたらく細胞
    観てみてね~わかりやすいよ


最小限で済めば
それだけ カラダの負担は減り
快復も 早くなります


どうか  小さな兆候に
気がついたら
早めに 適切な治療を受けて
苦痛や負担を
減らしてください

今   トラブルがなく
健康な子の飼い主さんは
心の片隅にでも
覚えておいてほしいな

いつか 役に立てば 嬉しい
...とも思いますが
必要のない知識で終われば
それが 1番  嬉しいな


日常以上のケアって
体験しないと
わからないこと
知らなかったこと
たくさん  あると思う

慣れてる人は
それだけ  場数を踏んでる
経験に勝るものは無い
だから
現場からの声を届けたいの


さてさて
はりたの  扁平上皮癌も
癌との闘病生活としては
これから先が   本番だ

あらゆるパターンを想定し
しっかり サポートプランを練り
必要な 技術を コソ練して
磨きをかけておかなくちゃ