【極悪闇按摩極道の極悪人生相談】よいこのご相談

【極悪人生相談室】

【Q.】これホンマの人生相談なんでっしゃろな？　

ワシ現役ですわ。なんの現役かは、色々うるさい時代やよってココでは伏せておいた方がよろしな。

おたくには分からん話かも分からんけどなあ、ワシが生きてるこの世界、男を売ってナンボ、ナメられたらしまいですわ。・・・。まあしかしそうゆうても、現実には何かと引き締めキツうてそんなことゆうとる場合ちゃいますで・・・。最近では堅気の、それもガキにまでナメられたりして、ほんま、かないませんわ・・・。何とかナメられんと、昔の様に肩で風きって堂々と歩いてみたいもんや。どないしたらよろしいですやろ。

（兵庫県・摩天楼ブルース・50代）

【A.】

　摩天楼ブルースさん、お問い合わせありがとうございます。

　まず先にお断りさせていただくと、なめられないように生きることなど不可能です。

　そして、どんな有名な大物の政治家や極道や、マフィアや官僚や警察幹部、もっと言えばプーチンや金正恩やドナルド・トランプを見てもわかるように、誰にもなめられていない人などいません。

　いや、正確には、「ナメラレナイヨウニ」と生きている人に於いては、と言うことになるでしょうか。

　換言すれば、「臆病な奴ら」で、なめられていない人はいないと言う意味です。

　そもそも、「なめられたくない」「負けたくない」「バカにされたくない」「下にみられたくない」と言ったような発想がない人に、「あなたは◯◯たくないですか？」と訊ねても、

その感覚すらわからないそうです。（「」内の◯◯は、上記の四つのような感覚）

　“◯◯たくない” と言う感覚を持つ人は、必ず同時に、“上にいたい” 、今風に言うならば、常時マウントをとっていたいと言う感覚を持っています。

　手法は様々で、“堂々とマウントを取るタイプ” 、

「いや、僕は別にね？」などと見え透いた慇懃無礼な謙虚さを披露しながら行う　“曖昧なマウントタイプ”、

一見すると下手に出ているかのようにみせながら、絶対に譲れないモノがある、“奇妙なマウントタイプ” など、他にもタイプは様々です。

　それらの共通点には、「おまえはもう負けている・・・（byケンシロウ）」と言うことで、

かの、モミーコタロノフスキー女好きーの有名な格言、

「負けず嫌い（と、その前に）自分に負けてて何に勝つ」 からわかるように、

自分の欲望にはすっかり負けている点です。

自分の欲望にすら勝てないのに、対外的に勝とうとする。

いえ、実際には、「負け負けのダメダメ」だと自覚があるからこそ、

「◯◯たくねえ〜」と言う発想が生まれます。

共通点を追加すれば、劣等感です。

これはもちろん誰かと比較して劣等感を有するようになったのです。そこで自動的に、自己肯定感の不足。副作用で承認欲求の枯渇となります。

つまりあなたや、プーチンや金正恩がどの世界で生きていようと、歪な（いびつな）性格ゆえ、上記のような思考となって、「ナメられたくねえ〜」と辛い思いをするのです。

　しかしながら現実的には、周りはあなたのことなど気にもしていなく、ナメるもナメないも、相手にすらしていません。せいぜい　“不快なやつがいる” 、と言う認識程度です。

　では、なぜ“ナメられてる” と認識するのか。

「ナメられたくねえ（と言う前に）自分で自分をナメてりゃナメられる」と言うことです。

　自分の心の深いところで、自分自身に愛情を持って接することが出来ず、自分を尊敬できずに、

「どうせ俺なんか・・・」と自分をバカにして軽く見ていませんか？

そうでしょ？　　

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クラスに一人や二人いたでしょう？　

それほど美男美女と言うわけではないが、“なんだかいつもキラキラしてるヤツ” が。

思えばそのような人は、いつも声にハリがあって、目は輝き、そこそこ文武両道に長けていて、人気もあった。

そう、自己肯定感を持っている人です。

恐らくは両親から、特別に褒められたと言うわけではなくとも、“そのまんま（ありのまま）” で受け入れられて育った人でしょう。

兄弟や、親類、同級生などと比較をされて育っていない人でしょう。

そんな環境だから、兄弟や周りの友人とも、双方向でそのように接する。

自分の欠点を知らないわけではない。がしかし、誰にでも欠点はあって当然。それを少しずつ良い方向に持っていこうとはしても、決して完璧など目指そうともしない。

そのような発想で生きていると、“ナメられる” とか、　“バカにされたくない” とか、

逆に、　“バカにしてやりたい” と言う発想も出ません。　だっていじめっ子などが人をバカにするのは、自分がちっぽけで苦しいから、

周りの人の欠点を詮索してまでバカにして、“自分がそのちっぽけで、自身が嫌いな人物” のままで、上に上がる（マウントを取る）ことをしているのです。

そりゃあもちろん、聖人君子はいませんから、良い状態で育ち、生きてきた人でも、恋愛や就職などのごちゃごちゃで歪んだ（ひずんだ）心理に至ることもあります。

それは逆に言えば、誰でも変わるし変われる。

つまり、摩天楼ブルースさんも、そんな苦しい感覚から脱却して、気楽になれると言う意味です。

　摩天楼ブルースさんは、厳しいあの世界で修行を積まれて、トイレ掃除などやらせれば、大の得意ではないですか？

私も得意ですが、それに勝るテクニック、そしてホスピタリティで、使う人の身になってピカピカに磨くことができるのではないでしょうか？

その世界ではそう言った時に、真心で本当にピカピカに磨くことを、

「（舌でペロペロ）ナメられるくらいに綺麗に磨く」と形容しますね？

また、ちっぽけな自分が顔を出して、「ちっ！　いちびりやがってぶっ殺してやる！」（いちびる▶︎つけあがる）何て感覚になったならば、思い出してください。

そんな時には、トイレをピカピカに磨きましょう。

いつものように、思いっきり手を突っ込んでゴシゴシと！

「ナメられるくらいに・・・」「ナメられるくらいに・・・」

どうですか？　“ナメられたくない”から→、“ナメられるくらいのホンマモンの大モノ” になれそうでしょう。

ナメられていいんです。　お笑いで言うなら、イジってもらえてるとゆうことです。

イジってもらえなかったら、あなたが活躍する場面が見せられないでしょう？

みんな、あなたが好きだから、あなたをイジるのです。

あなたの中に、イジられるだけの器があるから、イジってくれるのです。

理論や凶器や高級品や大金や資格学歴なんかで、あなたがガチガチに武装して臆病な、すぐ吠える、器の小さい犬だと見ていたら、誰一人相手にはしてくれません。

ナメられたら、あなたにゆとりができたのです。

ゆっくり焦らず腐らず諦めず。少しずつ柔和な人物になりましょうね。

摩天楼ブルース　「ありがとうございます！　なんだか気楽になれました！　ほんまゆうと、私が小太郎なんです！つまり、質問者と回答者は同一人物なんです！」

オツカレ！　極悪闇按摩極道　最高労働者　小太郎　「おーよしよし。良い子良い子。ねんねんね」

【全てのホスピタリティは、虐待と極道社会から学んだ】

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【ホスピタリティとは】

「ホスピタリティ」とは、「思いやり」「心からのおもてなし」と言われています。「サービス」と比較されますが、「サービス」は、お客様に対して利便性を与える、役に立つ、尽くすことといえるでしょうか。お客様が想定できる、または期待している範囲のものです。（J-Net21より抜粋）

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【ご覧になる前に、このリンクからBGMを流してください】

https://open.spotify.com/

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・山口組及び、全国の極道組織加盟者の皆さまお疲れ様です。何を行うにしても厳しい時代ですが、共に生き抜いて参りましょう。

・公安委員会及び、全国の合法極道警察官の皆さまお疲れ様です。当店及び私は反社会勢力との関わりは一切ございません。いたって真面目な反社会性パーソナリティ障害の極悪闇按摩極道です。

・一般のお客さまへ、当店がホスピタリティ性の高いお店である意味は含まれません。

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【ホスピタリティとはなんぞや】

　ホスピタリティを、マナー教室、宝塚歌劇団のように厳しい団体、特にマナーを重視するホテルや航空業界などで學んだ人は多いと思うが、

　自分のホスピタリティ精神の由来を、虐待経験であるとか、極道社会のお陰であると語った人はいるのだろうか。

しかし、口には出さなくとも、少なからず　「そのように」感じている人は多いと思う。

これは、現役で極道社会に所属する者（自分の中に流れる熱い血潮に任せて自主的に加入）。今や現役では無いが極道社会の存在意義を肯定する者はもちろんのこと、

極道社会に反感を覚え、牧師や運転手や経営者や作家や格闘家になったような人ですら、身に覚えがあることだと思う。

　冒頭の説明にもあるように、ホスピタリティ（おもてなし）と言うものは、マニュアルで覚えられるものではない。

　むしろマニュアルに無いことを、自分の心で感じて、自分に置き換え、もしくは相手の性分から相手が何を求めるであろうかを、本能的に導きだし、それを的確に、簡単で当たり前のことであるかのように、スマートに行うのである。

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【極道は、自ら無給兵士のような立場になり、上納金まで支払っている】

　サラリーマンの人の気持ちも分かる。誰だって《楽》や《漫然》には慣れてしまう。だから皆さんの不満も理解はするが、一応言わせて欲しい。

　一般的？に、多くの極道組織では給与と言うものは無い。しかし、上納金と言うものはある。

（この時点で不満たらたらサラリーマンはもちませんね（笑））

　親衛隊などに選抜されれば非合法な武装品を携帯することになる。組織に入った時点で自分の命は預けたようなものではあるが、ヒットマンになれば、そこから数週間のうちには、鳴海◯のように、どこかの山中に埋められるか、コンクリート詰めにされて自分がこの世にいないかも知れない。

　最近は少なくなったであろうが、時には承知で身代わりの懲役に行くこともあるだろう。

　抗争状態にでもなれば、何週間も何ヶ月も帰宅すら出来ず、寝食もままならない。

　その他にも放免や盃事など、行事の度にあちこち奔走して準備に追われ、日常的にも事務所当番などで身体を拘束される。

　そもそも多くの極道が、世の中の決まりを守れず、拘束（校則）を嫌い、自由を求めていたはずなのに、ガッチガチで、一言の言い間違いで指を飛ばすような世界に入っていく。

《これで無給！給食もユニホームの支給も有給休暇ももちろんない！》

　無論、礼儀作法などに関しては非常に厳しい。

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【「バカでなれず、利口でなれず、中途半端じゃなおなれず」なこの世界】

例えば山口組の綱領を読んだことがあるだろうか？

自身の会社の社則や企業綱領と見比べてみて欲しい。

◆山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す。

一、内を固むるに和親合一を最も尊ぶ。／結束について（著者追記）

一、外は接するに愛念を持し、信義を重んず。／対外政治について（〃）

一、長幼の序を弁え礼に依って終始す。／先輩への礼儀（〃）

一、世に処するに己の節を守り譏を招かず。／世間に対する礼儀（〃）

一、先人の経験を聞き人格の向上をはかる。／自己向上について（〃）

　別に極道社会に於いて、兄貴や組長が何を求めているのか尋ねてならない訳では無いが、1から10まで毎回確認されればイラつくのは多くの一般人と同じだ。

「手前で少しは考えんかい！」「何回おんなじこと訊いとんのじゃ！」

と返されるようになる。それはまた、少しは自分が、何ともならないバカから成長できた証でもある。

良く捉えれば、最底辺の事くらいなら判断を任されて、自分で行えるようになったと言うことだ。

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　極道社会では、親分のほんの僅かな挙動も見逃してはならない。《全集中》である。

　（親分の腕が！スーツの・・・）と考えると同時に、

電光石火のごとく、自身の腕が、ポケットのライターを手に取り、決して火花が親分の顔面に飛ばぬように、反対のてのひらでライターを覆い隠しながら、少し手前で火を点け、素早い移動ながら火を絶やさぬ様に、絶妙なタイミングで、

親分がタバコを口に咥えると同時に、着火する。

これを、まったくもってスマートに、且つ四方八方に気配りを绝やさず行う。

これが《全集中によるホスピタリティ！（笑）》

だって、火は確実に点けたけれど、ヒットマンに親分が打ち殺されてしまったり、足元の段差で転けて格好悪い所を見せたり、急な降雨で高級スーツを濡らしてもならないのだ。

それはマニュアルでは無い。思いやり、愛情、崇拝、尊敬からこそ出てくる気遣いであり、自身の快楽でもある。

もう頭の中は千手観音像である。

　急な襲撃への対応。急な降雨への傘の準備（それも、スマートに）。喫煙への着火。花粉症で鼻水が出るかも。

空腹への内ポケットに忍ばせたスニッカーズOK！（溶けない様に保冷剤とセット）葛根湯や小青龍湯も準備しておこうか。

そんな千手観音のような若い衆がいつも傍らにいる親分なら、いかに尊敬され、命をかける忠義熱い若い衆が集まって来ているのだと、親分の株も上がってゆく。

逆にどれほど名うての親分でも、周りの若い衆がガタガタで、居眠りしてるわ、タバコに火も点けないようでは、組の実態が透けて見られてしまう。

だからと言って、自分が極道であることを忘れて、最高の護衛兼執事であることばかりにこだわり過ぎると、

ありとあらゆる妄想が膨らみ過ぎて、うっかり横から親分が、

「おい、なんかボーッとして大丈夫か？　のど飴くれや！」なんて言われることになる。

（かー！！！　しまった！！！！）もう悔しくて涙が出てくる。

（の！　の！　のど飴忘れてた〜！　くぅ〜！）

この悔しさが、自分を成長させる。

こんな可愛い純真な男が極道の若い衆に多いのは本当だ。

（安倍晋三SPよりは役立つと思う）

そして、そんなホスピタリティ豊かな若い衆は、姐さんにも、とても好かれる。

中には、「けっ！おんなは、すっこんでろや！」と言う思考の男も多いが、親分を大変な思いで支えてくれていると慈愛の気持ちがあれば、心から姐さんにも尊敬の念を抱くから、その気持ちは態度や目つきに現れて伝わってゆく。

【極道社会は必要悪か？】

だって、なぜに給与もなくって、上納金がある世界に好き好んで行くのかと言えば、結局は社会からはみ出して何ともならない奴らが（現役さん失礼）、自身が活躍できる場を見出して、運命的にそこに集まるのだ。

イキがって虚勢を張ってもバカにされ、自己肯定感乏しく、承認欲求満たされないカタギの社会から、

「おお！ここで兄貴や親分のお役に立って！俺もいつかは！」と、のしあがって行くことを夢見る。

放って置いたら中途半端な生き方で、野良犬のように誰かに噛みつき、人の食い物を盗んだり、脅して奪ったりしていたかも知れない。

しかし極道社会は、とても礼儀正しく、向上心も満載だ。

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個人的には、ホスピタリティは、優しく控えめで機転が利けば成り立つわけではないと思う。

007のジェームズ・ボンドを見ていたらわかると思うが、

時には度胸や勇気、知性や愛嬌、色気や体力、根性や忍耐も必要なのだ。サービスだけなら、マニュアルを覚えれば大概の人はできる。ホスピタリティは、それに加えて必要なものが多くあるのだ。そんな時にも、究極の世界での経験がモノを言う。

【ジャパニーズ・マフィアは超特異な形態（だった）】

　世界でも類まれな（だった）、事務所の外に金看板、内部には「任侠」の木の彫りものに、組員全員のカンバンが架けられていた。（木の板などにフルネームが書かれてある／渡世名の者も多い）組員自身はスーツの胸に金バッチを付け（日常的には付けていなかったけど）、名刺にもしっかりとフルネームと代紋（組の紋章）役付、電話番号や住所番地まで記載されている。

世界に「僕はここにいますから注意してね〜」なんて言う正直なマフィアがいるだろうか。

戦後の荒廃した地域の保全と復興に貢献し、阪神の大震災では連日の炊き出しもおこなった。田岡山口組三代目は神戸水上署の一日署長も務め、桜の代紋一家（警察）とも持ちつ持たれつの良い関係だった。