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高齢者の話題からガラッと変化させて、
妊娠とジュニパー＆ジュニパーベリーについて書きます。
シャスタ山とジュニパー
ナードの農場（山梨）
左がウォルナット・右がジュニパー
今年は娘達の出産が控えていますし、
去年の１２月から妊活中の方々の
レラピリカでの講座の受講が続いていたため
今年は改めて「妊娠とアロマテラピー」について
詳しく学んだり、
本を読んだ１年でもありました。
その中で「ジュニパーとジュニパーベリー」について
誤解している人が多いのでは、
と思い特筆します。
（私も誤解してました）
私がアロマテラピーを学んでいた２０年以上前と現在では
精油に関する見解が違っているものがあり、
ジュニパーがいい例です。
Juniperus communis（ヒノキ科）
鎮痛作用や抗炎症作用が強いため、
筋肉痛や関節炎に良く使われる精油です。
イギリス式で昔学んだ頃は腎刺激をはじめ、
禁忌がたくさんあり、妊婦さんにはもってのほか、でした。
しかし、ジュニパーのハーブティーには利尿作用がありますが
精油には利尿作用は確認されていません。
禁忌はないのです。
人類は精油ではなく「ハーブ」として
植物を日常生活に取り入れてきたので、
一昔前はハーブの禁忌と精油の禁忌がごっちゃになってしまっていたのが実情です。
禁忌の違いは水溶性の成分と
脂溶性の成分の違いですね。
ロバート・ティスランド氏も最新の「精油の安全性ガイド」で
「腎刺激に関するエビデンスは見つけることはできなかった」
と記しています。
サビンと呼ばれる精油（Juniperus sabina）は明らかに禁忌があるのですが、
昔翻訳者が学名が似ているため、
「サビン」を「ジュニパーベリー」と誤訳した可能性が高い
と書かれていました。
２０年以上前に私がアロマテラピーを学んでいた頃の本は、
イギリス式の物が多く、
おそらく化学が苦手なセラピストさんが想像も含め、
書かれていた部分があるのかもしれません。
ジュニパーベリーはジュニパーの実だけを集めたもの。
ジュニパーは枝葉の中に実も入っています。
実は次世代の命に繋がるエネルギーそのものですから、
エネルギー的には
（例えば浄化に使いたい場合）は
ジュニパーベリーが方がパワフルです。
そのため、妊娠中はジュニパーベリーより
ジュニパーの方が無難と思われます。
妊娠中足が浮腫み、だるいですよね。
ジュニパーは足が浮腫む時効果が高いので、
健康な妊婦さんが
安定期以降にジュニパーを1%以下で使用するのは
おすすめです。
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今日の記事と禁忌は逆のこと書いてる（笑）
続く..
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年内はお休みになりそうです。
ベビはのんびり産まれそうで、
二人のお宮参りが終わってからの再開を予定しています。