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かいマムと申します。
現在夫婦共働きで長男きぃまる、次男ちゅけぷん、長女あーたんの3人の子供を育てています。
このブログでは妊娠中に胎児ポッター症候群と診断された次男の物語を綴っています。
どうも、マムですこんにちは。
長らく書いてまいりましたポッターシリーズもいよいよ終わりのターンです
いよいよ退院準備に向けての離乳食が始まりました。
前回のお話はこちら
初めてお粥(というかほとんど布海苔を薄めたような汁)を食べたちゅけぷん、なんじゃこりゃ〜というお顔でしたが、
そこは持ち前の生命力で翌日からはぱくぱくおかゆを食べ始めました
重湯から三分がゆくらいまでは割とすぐにアップしていって、主だったお野菜「にんじんペースト」、「ほうれん草ペースト」などが毎日出されていって一つずつアレルギーや消化不良が起きないか確かめていってもらいました。
(母さん楽できてラッキーと、密かに思っていました
)
そしてサカナのすり身やササミのすり身などのタンパク質にもいよいよ挑戦してクリア
ヨーグルトなどの乳製品もクリア
ラスボスは卵と小麦粉でした。
小麦粉はパンがゆで出てきてこちらも何も異常は起きずクリア
卵も黄身と白身と二日間に分けて出て、とうとうこちらもクリアしました。
重湯が始まってから約1ヶ月かけて家庭で出そうないろんな食べ物のテストをしていただいてちゅけぷんどれも一発クリアだったのです(いや、あの何飲んでも血便だった日々何やったの、ほんま....)
あとついでに市販の粉ミルクのアレルギーもテストしていただいてこちらもクリアでした。
ちゅけぷんにしてみれば、生後9ヶ月にして、初めてエレンタール以外の母乳やミルクやお米の味、野菜の味、お肉の味を怒涛のように味わった体験でした。
んで最初こそ...
こんな顔だったけど、まあ、食べるわ食べるわ....すごい勢いで食べるので写真がないんですよ早く次の一口をよこせー!!!と言われるので撮る暇なかった。
この退院間際のV字回復をみていて思ったことですが、生きること=食べることなんだな、と。ちゅけはポッター症候群という未だ全貌が謎に包まれている病気だったせいで、小腸もありませんでした。(ポッター症候群は腎臓疾患を起因として、肺の低形成が第一に課題となり、全身に影響が出る可能性のある病気です。)
↓ポッター症候群で影響が出る範囲
腸になるはずだった細胞を繋いでもらって、小腸の長さが40cmだとおそらく生きられないでしょう、90cmあれば将来口から物が食べられるかもしれませんと言われていました。
結果ちゅけの小腸は70cm(今思ったけど、先生巻尺とかで測ったんですかねいや、測ったんだろうな
)
生涯流動食となることを覚悟するよう言われました。
私はあまり胃腸が丈夫な方ではないのですが、夫も私の実母も実姉もみんな強靭な胃腸を持っています。特に母姉はお腹を壊しているところを一度も見たことがない...ちゅけどうやら、この系統の胃腸をいただいたようで、腸が動き出してからの出鱈目な回復力はここから来てるんだろうな...と。
いよいよ待ちに待った退院です。
続く