ご訪問ありがとうございます。こちらのシリーズは三人兄弟のうち、2018年に生まれた次男ちゅけぷんの闘病録です。妊娠期には生存不能と言われているポッター症候群と診断され、奇跡的に生まれてくることができました。現在CAKUT(小児先天性腎低形成異形成)温存期の4歳です。

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登場人物の紹介はこちら

 

 

初めての帝王切開長男の妊娠記録はこちら→★

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生存率0.1%の戦い次男の妊娠記録はこちら→★

 

 

 

 

産後1日目に車椅子に乗せてもらってNICUの次男に会いに行きました。次男を含めNICUの赤ちゃん達の命の輝きに、泣きたくなるのを必死に堪えました。

 

 

前回のお話はこちら

 

 

 

今になって思うのですが、NICUの赤ちゃんたちの煌めきに泣きたくなるのは、自分が無力だ...と思ってしまうからかもしれません。あの時はとにかくNに行くともう鼻の奥がツァーンとしてしまうので、気合入れて入室していました。

 

 

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手術の日の朝焼け...その日は次男の手術日決戦の日、午後一番での手術の予定でした。

 

 

 

手術を受けている子の家族の共同待合室みたいなところがあるのですが、術中は夫婦のうちどちらかが必ずそこで待機しているように、と言われていました。手術時間は4〜5時間の見込み、と言われていました。

 

 

 

 

朝一の担当看護師さんに、「マムさん安産祈願の時とかにもらう晒し(さらし)ある?持ってきてるかな?」と聞かれました。

 

 

「出産前までは腹帯(はらおび)として使ってたのであります〜」

 

 

と、差し出しました。

 

 

「あ!よしよし!あのさ、2000円くらいするんだけど、下の売店で腹帯(ふくたい)買ってきてもいい?今日マムさんお腹切って2日目なのに長丁場だからさ、ちょっと楽になるケアの仕方を伝授したいです!」

 

 

「あ、じゃあお願いします。」

 

 

 

はてさて?腹帯、を、「はらおび」と「ふくたい」と呼び分けるベテラン看護師さん、何を教えてくれるのでしょうか...?

 



今日の記事は私が教えてもらった腹帯マジックについてお送りしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

なるほどね、言われてみたら、初産の時の帝王切開の辛さって、傷を切った痛さ、子宮復古の痛み、内臓が下がっている痛みが混ざっていたのかもしれない...(あと私の場合は何より硬膜外麻酔が合わなかったです。)

 

 

 

これ↓

 

 

 

ベテラン看護師さん曰く、手術痕の痛さは座薬の痛み止めがよく効くのだそうです。なので、痛み止めが効かない内臓の位置が悪いせいの痛みを、晒しと腹帯を使って以下のように固定してやって緩和する、というもの。

 

 

 

 

看護師さんはボディクリームでマッサージもしてくれて、内臓の位置を整えてくれました。手技って感じですよ。さすがびっくりマーク

 

 

 

巻き終わった後に、「はい立ってみて」と言われて恐る恐る立つと...

 

 

 

「う、うそやん!!ぜんっぜん痛くない!!!」

 

驚きました...これぞ技。この晒しの巻き方は古くから日本で行われてきた晒しコルセットともいうべき巻き方なんだそうです。この後1年後にあーたんが生まれた時にもばっちり活用させてもらいました。もっと普及すればいいのにびっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 




1年後にあーたんを産んだ病院では若い看護師さんたちはこの巻き方を知らず、教えてください、言われました。ベテランならではの技に助けられました。経験ってすごい。


このベテラン看護師さんに教えて頂いたんだけど、神社でもらう腹帯は神様の名前が入ってるから、臨月まではそれを上向きに、赤ちゃんまだでてきちゃダメよ!で、臨月に入ったら名前を下にして、早よ出ておいでってするそうあんぐりヘェ〜





 2種類の腹帯、楽天でどっちも売ってたよー。


 

 




ちなみに、晒しコルセット上下に長さがかなりあるので、おパンツはコルセット巻き終わった上から履いた方が、お手洗いに行きやすいです指差し
 



 

続きます

 

 

 

 

下矢印下矢印やっとROOM始めました泣き笑い下矢印下矢印

 

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