誇りを持っている男がいた。

その男は確かに優秀で学生の時は勉学と運動共に秀で、企業に入るとたちまち同期の中でトップになった。
しかしその優秀な男が今俺の前で潰れていた。
寝息をたてている男は会社をやめていた。
そして会社を作った。

しかし、会社はなくなった。

この男には他者に従う才はあるが自身で道を切り開く才には恵まれる事は無かった。

男に残されたのは傷つき、傷んだ誇り。

俺はただ事実を見ながら酒を飲み考えた。

俺には今を捨てるほどの誇りは持ち合わせているかどうかを。
学校終わりのツバメです。

いきなり本題ですが二つほど書いた短編小説、というよりポエムに近いですかね。
精神状態がおかしくなっているのであまり気になさらずサラっとお読みください。
もちろん、読まなくても良いんですけど。

小説の設定としては
男[ツバメ]の内情と回りの人間模様となっています。設定を知らなくても読めるように頑張ります。

あとこのシリーズは不定期連載ですので悪しからず
成り振り構わずって凄いと思う。

「あの人以外に考えられないの、」

目の前には成り振り構わずに恋を謳歌する少女がいた。

「彼は何だって?」
「もう止めてくれって、こんなに愛しているのに。」

端から見れば狂気に近い感情でも、それ以上に見ていて爽快だった。

「どうするの?」
「続ける、いつか私の愛が本物だって分かると思うから。」

成り振り構わずに進む。
成り振り構わずに言う。
成り振り構わずに愛する。
そのどれもが理性が強すぎる俺には縁のない代物だった。
ただ一ツ、判るのは。
彼女は彼を愛している。
それだけだった。

「それでね、ケイったら酷いのよ!」
「それはあいつが悪いな、」
「でしょ?なのにケイったら、」

俺はどうにも異性としての魅力より、相談相手としての魅力の方が上回るらしい。
今日も一人の女友達に呼び出されて出会ってから30分ずっと愚痴を聞かされている。
世の中では相談相手の子は落としやすいと言うがとんでもない事だ。
傷付いた女の子ほど厄介な者を俺は知らない。

「もう、本当に別れようかな・・・」

ようやく話が本題に入ったらしい。
しかし此処からが一番の難所でもある。

「でも、良いとこもあったんだよね?」
「・・・うん、」
「どんなところ?」

女の子を慰める点で一番重要なのは相手が望む答えを返してあげることである。
まかり間違っても彼女らを否定してはいけない。
彼女達が望んでいるのは言葉だけであって俺の持論では無いからだ。

「そう思っているなら、まだ続ける価値はあると思うけどな、」
「そうかな・・・そうよね、」

彼女達は俺に相談する前に全て決めてからくる。
端から俺の意見はどうでもいいのだ。
ならなぜ俺の所へくるのか?
それは第三者からの確認を聞いて、自信を得るためだ。
何とも損な役まわりだと自覚している。
この会話の中で俺が得るものはないのだから。
どうせ、此処のコーヒー代も俺が払うはめになるのだろう。

「わたし、もう一回頑張ってみる!」
「そうか、ならよかった。」


ほら見たことか、領収書は俺の目の前だぞ。

歯医者帰りのツバメです。
虫歯ではなく矯正専門の歯医者なので都心にしかないんです。
やけに時間がかかります。
さて、ゴールデンウイークの最終日はいかがお過しですか?
私はひたすら小説を書いては寝、書いては寝を繰り返していました。
あぁ、愉しかった。
しかし昨日だけは祖父様の家で食べてばっかりでした。
明日からいつも通り、頑張ろうと意気込むツバメでした。

ではまたいつか、