(=w=) 選挙公約でよくこうした文言が踊っていることがあります。
『次の世代に負担を残さない』『将来世代にツケを残さない』
今日はその話の巨大な嘘に関して書いてみましょう。
※最初に生活の党、民主党、共産党シンパの方々はここでお帰り
ください。どーみても、彼らの批判にしかなりません。
(・ワ・) はい。だいたいの人は忘れてるお話なので、今から
3年ほど昔の話をしましょうか。
『緊縮財政と増税で何が起きるか。』
⇒ http://amba.to/1Iu4uFl
※2011年9月5日のこのブログの過去記事です。
増税圧縮へ歳出削減を徹底 3次補正、仕分け活用
:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/1Iu4LIs
※2011年9月当時の日経記事
当時の民主党政権は10年で東日本大震災の復興国債の償還を
強引に行おうとしていました。その際に、10兆円分の増税、3兆円
の歳出削減を行おうとしていました。
(・ワ・) これは非常に危険な話で震災時の復興で経済を回さな
ければならない時期に増税と緊縮財政で被災地もそれ以外の
地域の人の生活も史実より苦しめられた可能性は高かったの
です。
(=ワ=) その際に頻繁に言われたのが、『将来世代にツケを
残さない!』『次の世代に負担を残さない』などという美辞麗句
でした。
現行世代の生活が破綻してしまったら将来はないでしょうに。
(・w・) 現実には建設国債のような60年償還ルールと同じような
長期償還を主張した自民側との折衝の元、25年償還ということ
になりました。
(。Д。) 今も所得税は配当課税などに残る復興特別課税が
これに当たります。当初の10年返済ルールを野田総理は
強行しようとしていましたが、それが現実化していれば遥かに
高率の増税だったでしょう。
野田首相、増税先送りを否定=復興債償還10年が基本―
参院予算委 2011年9月WSJより
http://jp.wsj.com/public/page/0_0_WJPP_7000-315572.html
当時に復興債償還のために緊縮増税が史実よりも大幅に
行われていたら経済の落ち込みは遥かに甚大なものだった
でしょう。無事回避できたとはいえ、危ないところで3年前に
経済危機になるところだったのです。
(。Д。) さて、本題に入りましょう。
現行世代が次世代を作らなければ次の世代などないのです。
お互いに対立する概念ではありません。
(・w・) つまり、現行世代の生活が破綻してしまうような負担を
次世代のためと押し付けるのは狂気の沙汰というものです。
(=ワ=) 累積債務問題でよくこの種の次世代に借金を残さない
と喚く手合いがありますが、国債が円で発行されていて日銀を
含めた国内で消化されている場合には特段の問題はありません。
(・w・) 経済成長を続け、GDPの債務比率を下げながら、インフレ
で累積債務の価値をゆっくり下落させていけばいいだけです。
つまりは、過度に増税に頼る必要など一切ない。
(=ワ=) いいですか?日本が経済成長できないとか、脱成長
とか言い出す側は現行世代を殺してでも、逃げ切りをかけたい
高齢者層や、経済発展で生活が安定してしまうと支持者が消える
過激派連中、それ相手に商売しれる連中の妄言に過ぎないです。
(。Д。) 結局は、経済の規模を膨らませながら、その中から
福祉も再配分もやっていかなければみんな共倒れになるだけです。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
(・ワ・) 脱成長と寝言を言い出す人々より経済成長
重視派の方が雇用を伸ばし、自立して生活できる層が
増えることは生活保護等の社会保障費の抑制が可能に
なり、所得税などの税収も増えます。
(。Д。)<次世代にツケを残すなと言い出す側にNOを!
現行世代の生活を重視するのが結局は次の世代にも
豊かな社会を渡すことが出来ます。
(=ワ=) 第一、よく考えましょう。
我々の世代も前の世代から負債と資産を受け取っています。
なぜ、我々の世代だけが前世代からの負担を完済しないと
ならないのでしょう?
(=w=) 国は基本的にいつまでも継続していくものとして
扱われます。なので次世代にも負担を残していいですし、
今の豊かな社会を継承させていかなければなりません。
(=ワ=) 家計に例える人々は収入の倍の借金を負っていると
日本の現状を批判します。たったの倍です。住宅ローンとかなら
倍どころでは済んでいません。
(・ワ・) それに家計に例える人々は、日本が円を発行できるって
事態も、国債を日銀に買い取ってもらい吸収できるって事態も
全く見えてはいないのです。
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現行世代の犠牲を無視して、次の世代にツケを残すなと
騒ぐ人々は今の世代も将来世代も破壊しようとしているに
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