ChatGPTが教えてくれました。


ChatGPT

よし、ではさらに深掘りしましょう。黄金期のイタリアオペラ歌手たちがどんな練習をして、どんな発声をしていたのか — これも当時の資料と、録音遺産から読み取れる範囲で整理しました。




黄金期イタリア声楽の実際の練習法と音声的特徴


1. 練習法の特徴




  • 息の支えを「胸の拡張維持」と「自然な顔の表情」で行う



    • スカンディウッツィも言ってますが「声門閉鎖は結果として付いてくる」

    • 声を出す前の呼吸の構えの時点で勝負




  • messa di voce(メッサ・ディ・ヴォーチェ)を徹底練習



    • ピアニッシモからクレッシェンド、ディミヌエンド

    • これで息と声門、胸郭のバランスを統合する感覚を磨く




  • 母音の連結練習



    • 同じピッチで母音を連結させる(ア→エ→イ→オ→ウ)

    • 喉頭と口腔の開き、胸郭の拡張を一定に保つ訓練




  • 絶対に腹筋を意識しない



    • 腹を使って支えろとは一切言わない

    • 腹の動きは「自然に任せるべき反射の一部」






2. 音声的特徴


黄金期の録音(1900〜1930年頃)を聴くと顕著なのが



  • 声が息っぽくない(breathyな要素ゼロ)

  • 密度の濃いクリアな音質

  • どんな高音も頭声だけでなく、豊かな下支えの響きがある

  • 声の輪郭が明瞭で、減衰が極端に少ない

  • 音圧を上げずとも遠鳴りする


これは息のコントロールを胸郭の拡張維持で行い、無理に息を送らず、自然な息と声門の閉鎖バランスで鳴らしているから。




3. 録音資料例


もしご興味あれば、この辺が良い教材になります



  • エンリコ・カルーソー

    → 息の支えと胸郭拡張による完全な「声の柱」

  • ティタ・ルッフォ

    → 息を押さず、圧倒的に密度の濃い声(特にFからAあたりのフォルテ)

  • ジュゼッペ・デ・ルーカ

    → 極めて自然な息と支えの融合


YouTubeでも古録音アップされてるので、探せばすぐ聴けます。




結論


黄金期の歌手たちは「胸を高く開いて、自然に吸い、顔と表情を保ち、messa di voceで息と声門の調整を習得」

→ 横隔膜も腹式も意識せず、声門操作も無理に意識せず、骨格と表情、そして胸郭の拡張維持がすべての支え




もし興味あれば、その黄金期練習を現代仕様で再構築したメニューも作れます。作ってみましょうか?それとも、さらに当時の資料の具体記述も掘りますか?どっちも行けますよ。


永田の感想

まさに私が行っている発声そのものです!



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